ララピポ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.20
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本棚登録 : 4649
感想 : 539
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411661

作品紹介・あらすじ

みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。

感想・レビュー・書評

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  • どうしようもない男の性が溢れてて、官能的じゃない官能小説みたいな下ネタ話の数々。
    まさに下流文学の白眉と言える内容でした。
    読む人を選ぶが、個人的には嫌いではない作品。
    ララピポの意味も分かったし、満足。

  • 6人の登場人物、6つの短編。でも繋がっています。
    メッセージ性があるものではないけど、
    人間味が溢れている。
    しかも性欲という部分の。

    こういうの読んでると自分は真っ当に生きているなと思う。笑
    人と比べるものでないというけれど、本の登場人物と比較する分には敵をつくってないし、比べなきゃ評価できないところとか、いいところに気付くこともあるから勧めたい。

    でも誰しもみんな生きるために働いていますね。
    でもそういう仕事に対するモチベの人ってイキイキはしてないなど、反面教師。
    仕事って大事かも。


    劣等感感じてるとき、人と比べて落ち込むときに読んだらこのブラックコメディにある意味自分の生き方に勇気もらえると思います。

  • 賛否両論ありそうな内容の小説!
    僕は、深く考えずに楽しく読めました。しかし読了後にはなにも残らないし心には響かないですよ!そういう小説ではないので。
    ただただゲスでどうしようもない6人の独自ストーリだけどそれぞれ少しだけ交錯していく。それぞれが面白い話なので一気に読んでしまいました!

  • しょーもない人々(あえて底辺と呼ぶまい)が、それぞれ必死ででも半ば諦めながら生きています。冒頭から苦笑の嵐で、本書は電車の中でOLが読むのははばかられる一冊。過激な箇所もありますので、お気をつけください。
    短編6話はそれぞれ別の人物の視点で描かれていますが、他の短編に出てくる人たちと「絡み」があったりして、軽快でばかばかしいなかにもヒネリが隠されています。
    この作者は巨乳もしくはふくよかな女性が好きなんだろうな、と推測されます(笑)。
    あっという間に読めますが、万人に薦められるわけでもないな。理由はお察しくださいませ。

  • 下流文学をうたってますが、登場人物どれもドイヒー。個人的には好みですが、恥ずかしくて他のヒトにはお勧めできません。

  • これほど酷い小説は初かもしれない。
    登場人物が全てしょーもないんだけど、度合いは違えどあり得るなと。
    十人十色の人生!

  • 面白かったな。一人一人、ちょっとした闇を抱えているのだけど、そこらへんにいそうな人たちばかりが描かれている。そして、全て「性」によってつながっているのだけど、言い方が難しいが、「やらしいもの」ではなく人間の悲しさとか本能的な部分がコミカルに明るく描かれている。百合子のどんでん返しは想像もしなかったなぁ。

  • 上がり目のない底辺6人の群像劇、奥田英朗らしい人間の汚さと切なさがリアルに書かれている、文句のいいようもない、もう人がダメになっていく描写の惹きつけられっぷりが半端じゃない、とにかく切ない、うまい、おもしろい

  • 奥田英朗が好きなので、あらすじもたいして調べずに読んだ作品だが、こんなお下劣小説だとは(笑)でも、やっぱり奥田さんだな~と思うのは、エロ描写も全然エロスを感じない(^_^;)むしろマヌケな感じに思えてしまうのは流石だ。人には1ミクロンもおすすめしないし、全然ためにはならないし、これが図書館本で買わなくてよかった~と思った小説だが、意外と....普通に楽しく最後まで読んだ(;^_^A

  • ほんと下流!って感じ笑
    下流になればなるほどセックスにしか興味なくなるのか、、、?

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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