ララピポ (幻冬舎文庫)

著者 : 奥田英朗
  • 幻冬舎 (2008年8月1日発売)
3.18
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  • レビュー :500
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411661

作品紹介・あらすじ

みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。

ララピポ (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • しょーもない人々(あえて底辺と呼ぶまい)が、それぞれ必死ででも半ば諦めながら生きています。冒頭から苦笑の嵐で、本書は電車の中でOLが読むのははばかられる一冊。過激な箇所もありますので、お気をつけください。
    短編6話はそれぞれ別の人物の視点で描かれていますが、他の短編に出てくる人たちと「絡み」があったりして、軽快でばかばかしいなかにもヒネリが隠されています。
    この作者は巨乳もしくはふくよかな女性が好きなんだろうな、と推測されます(笑)。
    あっという間に読めますが、万人に薦められるわけでもないな。理由はお察しくださいませ。

  • 風俗関係の人達ばかりが出てくる群像劇。作者の他作品には割と可笑しくも愛される登場人物が出て来るんだけど。今回は屑ばかり(確かに日常的にいそうではあるけども)登場人物として出てくる。ジェットコースター群像劇ではある部分があってイッキ読みはしたけれども。いや〜珍しく登場人物に感情移入出来なかった

  • こういう世界を知らなかったけど、
    途中、くだらなすぎて、読みたくなくなった。

  • 手軽でテンポが良い
    この軽さが癖になる

  • 衝撃的…!

    奥田さんファンですが
    こういう内容だと、

    うーんってかんじかも…
    うーん…

  •  対人恐怖症でプライドが変に高いフリーライターの杉山博。そのフリーライターの上階に住み毎晩のセックスを杉山博に盗聴される風俗スカウトマン兼AVマネージャーの栗野健治。彼がマネージャーを務める熟女AV女優の佐藤良枝。彼女の近所に住む気弱なカラオケボックス店員の青柳光一。そのカラオケボックスで女子高生買春をしていた官能小説作家の西郷寺敬次郎。彼の小説をテープリライターする彼女は155センチ90キロ、部屋に男を連れ込んでは裏DVD の女優の玉木小百合は杉山博とも関係あり。

    巡り巡って人生が回ってる、そして皆がエロい!

    人生はこんな堂々巡りなのかも知れない。「トウキョウ、人ガタクサン」「a lot of people」、早口なので「ララピポ」。

    いろいろな立場や生き方の人物を上手く描写される奥田さんはすごいといつも感心します。
    負け組人生をそれぞれの視点から捉える奥田英朗さんの得意とされる?らしい本。登場人物の皆が憎めなくって愛してやまない存在です。

    VERY面白い本!

  • ひたすら下ネタなので自分の気品を損なわないために
    ★は3つにとどめるけど
    話のテンポとか人間描写とかやーばい面白い!!
    群像劇。さっくさく読める。

    スピード感は伊良部先生シリーズを抜いてるかも。
    普段本読まない人でも読める本。
    ひまつぶしに頭使わず読める本。

    人間てくだらなくて可愛い

  • 諸事情により2回目読了。
    気になってスラスラ読める。
    いい人は出てこないけど、人間味があるかな。
    軽くお勧めできないけど。

  • 20171205読破

  • マジでクズしか出てこない!!(笑)
    クズレベルでいうと「真夜中のマーチ」に匹敵する…いやそれ以上かも!というくらいのクズたち。

    舞台は渋谷。
    わたしとっては一番よく行く繁華街だし、
    ちょうど本が出た頃は毎日のように行っていたから
    あの頃、あの街の裏でこんなことが…みたいな感覚。
    そんなわけで土地勘があるから出てくる店や場所も
    「あ、ここかも」と思えたのも良かった。

    しかし、人ってこんなに性に翻弄されて生きているの?というくらい
    とにかく全員が頭の中心が性欲!
    自分にとって性欲ってそれほど重大な欲望ではないけど
    性を生業にしている人もいるわけだから
    世の中にはこういう人もいるのかもしれない。

    といってもこれはフィクションだから、
    ここに出てくるフリーライターも、図書館で出会った女も、スカウトマンも、AV女優になったOLも、その母親であるゴミ屋敷の女も、官能小説家も、カラオケのバイトも、みんな現実には存在しないんだよね。
    奥田先生の作品を読んだ後は絶対に、
    「世の中にはこんな人もいるのね…」みたいな
    まるでノンフィクションを読んだ後のような感想を持ってしまうから
    それだけリアルなんだろうな。
    まぁ単に、自分があまりにも真っ当に生きてきたせいで
    奥田先生あるあるなクズ過ぎる登場人物のような人間にあんまり会ったことがないだけかもしれないけど。
    でも、だからこそ面白い!

    あと、これは些細なことかもしれないけど
    章の終わりに必ずキャラクターが死んだような描写があったから
    全員最後は死んだと思っていたけど
    実際は生きていたみたいでよかった。
    と思う反面、自分の中で、クズは幸せになれないみたいな先入観があってそう勘違いしたのかなと思ってもみた。
    最後のネタバラシ、最高です。

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