陰日向に咲く (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 2987
レビュー : 481
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411685

作品紹介・あらすじ

ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルを一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞台に立つお笑いコンビ。彼らの陽のあたらない人生に、時にひとすじの光が差す-。不器用に生きる人々をユーモア溢れる筆致で描き、高い評価を獲得した感動の小説デヴュー作。

感想・レビュー・書評

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  •  短編が随所で連動していて、最後にまるっと繋がる。
     芸人さんならでは(?)な着眼点や書き口が面白い。楽しめました。

  • 予想していたよりも物語の作り方が上手かった。連作短編集なのだが、それぞれの物語の登場人物がさりげなくリンクしている。文章事態もすっきりしていて読みやすく、しかも登場人物によって書き方を分けているので、きちんとキャラクターが表現できている。ちょっとご都合主義なシーンや設定があったりもするが、エンタメ文芸としては十分商業作品として成立している感じ。タイトルの通り、現代社会の日陰にいるような人たちが本のちょっとだけ救われるようなストーリー。特に後に残るものはないけど。

  • 面白かったし泣いたんじゃあ。
    短い話のどこかが繋がっている話集。
    モーゼさん=アメリカ兵を殴った男=ジュピター雷太
    浅草でジュピターさんに恋をしてからひとりになってジュピターさんと結婚して子供はできなかったけどホームレスになってKYの家に転がり込んで最後はジュピターの葬式に出て…
    よくわからんけどモーゼで繋がってるんだ。
    健一の話は泣いた。おんおん。
    劇団ひとりと結婚したら面白いだろうなあ。

  • 2016/6/23
    ネタの方が好きだ。

  • ゆっくり、ゆっくり、進んでいく。
    そして、誰もが遭遇しそうな出来事。
    それが、ほんわかと繋がって行く。
    有川 浩の阪急電車見たいで、私は
    好きな本。

  • 登場人物はみんなダメダメな感じ、でもどこか憎めないとこがある。しかしながら、よく考えてみると自分もそういうところある??と思わせるのが劇団ひとりの人間観察力や個性的な表現力の元に描かれてるからかもと思います。

    読み進めていくうちに一人一人のストーリーが繋がったり、そういうオチだったかーと驚かされたり、そんな構成は結構好きでした。

    個人的には、あとがきを劇団ひとりのお父さんが書いてるのがツボでした。

  • 劇団ひとりの小説。

    芸人が書いたとは思えないほど、作家らしい作品になっています。
    5個の短編が、他の話とリンクしており、
    すべて読み終えるとつながるという感じが非常に良いです。

    まあこの手の展開が得意な作家と比べると
    リンク具合の巧みさには劣りますが、
    良く推敲されたのではないかと思えるストーリです。

    色々な人物が出てくるのですが、
    小学校の時の忘れられない初恋の人に再会し、
    その人がアイドルになっていたので追っかけるストーリがあるのですが、
    なんか現実になさそうだけど、妙にリアリティがあって面白かった。

    尚、解説を劇団ひとりのお父さんが書いてます。
    まじめすぎる文章ですが、子を紹介する父という感じで
    なんか和みました。

  • 正直、そんなにいい本なのかな―って思ってたところがあったんだけど、不覚にも泣いちゃった。
    特に好きなのは『鳴き砂を歩く犬』です。
    頭の中で鳴子は宮崎あおいさんに変換されて読んでたんだけど、そしたらなんだかすごく切なくなってきちゃって、この話を最後に持ってくるのは反則だ!って思った笑
    人の気持ちは思い通りにはいかない。
    雷太の視点からに変わったところで鳴子の気持ちを考えると、ほんとに涙が出てくるよ…
    エピソードの繋げ方とか変わってる部分があると思うんだけど、映画も見てみようと思いました。

  • 主人の部屋に置いてあったのを盗み読み。

    決して上から目線ではないのですが、よく出来た、上手いこと書けてる小説だなと思いました。

    劇団ひとりさんは、以前「青天の霹靂」を映画で見ましたが面白かったです。

  • 劇団ひとりが書いてると思うと、より面白かったり気持ち悪かったり、作者を少し知ってるからこその面白みがあった。
    Overrunのおばあちゃんの手紙は泣いてしまった。
    ミャーコに対する思想と特に劇団ひとりらしくて面白い。
    服を買うための服はよくわかる。
    一流には一流。
    メモリースティックをSDカードに削るくだり面白い。
    オレオレ詐欺じゃなくてオレオレじゃないか。

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