- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344411739
感想・レビュー・書評
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イン•ラケチー私は、もうひとりのあなた自身である。
仏陀の言葉に<対面同席五百生>という格言があります。
向かい合って同席した相手は、過去(前世)に五百回は人生をともにしながら生まれ変わってきた、とても濃い間柄だという意味の言葉です。
ですから、同席させてもらった人が初対面の相手でも、「どうもお久しぶりです」という気持ちで接してもいいのではないでしょうか。「前世ではお世話になりたした」と。
失敗したときに得られるものは、内観することの大切さを再認識できることです。
「人にどう見られるか」ということなど本当にどうでもいいことだと、改めて実感できたりします。
現代人は「時間のために」自分の人生を生きてしまっているような気がします。本当は「自分のために時間を使う」べきだと思うのですが。
もしも短時間で夢を叶えたいのならば、自分の理想とする環境にできるだけ自分の身を置くようにすると効率的です。
理想的なリラックス状態とは「水」ではないでしょうか。
周囲とは争わず調和を重んじるが、自分の信念はしっかりと持ち、安易に同調したり迎合したりはしないという意味です。もしくはドラクエのスライム。合体してキングスライムになるという柔らかい発想は、普通できません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「最近の私、ちょっと前向きじゃないなぁ」
と感じたら、私は迷わずこの本を手に取ります。
この本の作者は、元格闘家の須藤元気さん。
引退後にTV出演していたのをたまたま見かけ、
「おもしろくてイイこと言っているなぁ」と思い、
なんとなく読んでみたのが最初でした。
すると、思いがけず、とってもいい!
哲学について非常に深く語られているのに、
合間にクスッと笑えるエピソードやギャグが交えられていて、
何度読み返しても楽しいのです。
内容は、
・学びについて
・人間関係について
・心のコントロールについて
・時間について
・成功について
・身体作りについて
・リラックスについて
質問状が届き、それに答える形でメール対談のように進んでいきます。
全て言いきっているのに押しつけがましくなく、
じんわり優しく温かいのは、須藤さんの人柄のなせる技なのかもしれません。
楽しくて、夢中になっているうちに、
いつの間にか“前向きな私”に戻れるからありがたい。
私にとってはもう「絶対に手放せない一冊」です。
なんだかやる気が出ない時、
物事がうまくいかなくて気分が落ち込んだ時、
この本にはそこから抜け出すヒントが盛りだくさん。
あなたも“須藤元気マジック”で、
楽しく前向きな気持ちになってみませんか? -
もう何年も前に1度読んでいる。やっぱり普遍的な悩みは尽きない。
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生きているだけで、一億円の宝くじが何十回と連続して当たるくらい希有なこと
タイトルにつられて読んだけど、風の谷のあの人は本編では全然でてこない。
自己啓発本だが、良い意味でのおふざけが入ってて、もう後半からはおふざけ待ちをしてしまい、私はいったい何を学んだのやら。
押し付けがなく読みやすい本。 -
10年ぶりに読んでみたけど、新鮮に読みなおせて面白かった。スピリチュアルな内容が多いけど怪しい感じでなくカジュアルに楽しめる一冊。
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すべての生命が喜びと愛にあふれることが真の成功であり幸福である
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肩の力を抜いて読める、
日曜日のソファーのようなエッセイです。
本質の片鱗みたいに思えるものもありますが、
まず何より心穏やかになるということが
この本の最大の効能だと思います。
いくつかに分かれている章は散文的で、
好きなところから読めるのも、詩集のようで
触れやすいと思います。 -
須藤元気入門編
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一見なんのことかわからないタイトルの本だけど、非常に面白かったです。
個人的にはジャンルが付けられない本。
哲学書ではなく、啓蒙書でもなく、ただのエッセイでもなく、自己啓発本でもないけれども確実に読む前と読んだ後でも息のしやすさが違う。
人一人の考え方をまとめた一冊。
非常に一貫性のある生き方で、今までの作者の読んできた本や経験や見てきた景色が断片的に見えてくるような…
政治、物理、倫理、哲学、論語、儒教色んな物を噛み砕いて、咀嚼して、吐き出す。
そしてこの一冊が出来たのかなと。
これだけ綺麗に吐き出せることが出来るのは素晴らしいな…と。
押し付けがましくなく、控えめでもなく、水が体に吸収されるように、よく馴染む文章でした。
ここが面白い!!
みたいに言えないけれども、人におすすめしたい素敵な一冊になりました。
あと、個人的にこういった本を読む際は本を自己肯定の道具に使うのは良くないなあと思っています。
内省やフラットな気持ちで受け止めることでより味わい深くなるのかと思ってます。 -
新しい発想は大抵常識の枠の外にある