やさしい旋律―Blue Destiny (幻冬舎文庫)

著者 : 井上香織
  • 幻冬舎 (2008年11月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412217

やさしい旋律―Blue Destiny (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  いやあ、久しぶりにホッとするというか、やさしい気持ちになれる本が読めました。

     物語は雪の降る夜、茉莉亞が捨てられた古いピアノに出会うところから始まる。幼稚園からほんの数年間ピアノを習っただけでショパンの別れの曲を気持ちよく弾けるなんてありえね~と思いながら、ぐいぐいとストーリーに引き込まれていく。

     友人に裏切られた過去の失恋、再婚相手に失望して自殺した母、そして、身勝手に自分を捨てた過去の男 冬馬との突然の再会。話はいろいろな方向に行きますが、気がついてみると、自分に自信のない茉莉亞に、なぜから周りに男たちの気持ちが集まり、最後は運命の人に…。

     とまあ、ちょっとできすぎの感もありますが、いいじゃないですか。奇跡が起きるのが恋ですから(笑)。

     映画もできたそうで、観にいきたいです。

     義弟の七海まで茉莉亞に行くことはなかったかな?

  • JYONGRIの「Blue Destiny」という曲を聴きながら書店をブラブラしていたところ、この曲が主題歌で映画化されていることを知り、手に取った一冊。

    過去の経験に怯え、寂しさを抱えているだけでは、心を閉ざしているだけでは、道は開けない。
    運命の出会いをただ待つのではなく、一歩踏み出して、自ら手繰り寄せていくべきなんだと思う。
    一歩踏み出すことの大切さが伝わってくる作品だった。

  • 数年前、「運命の人」だと思っていた恋人が、親友だと思っていた友人と浮気をしていたことを知ってしまう。それ以来、心を深く傷つけた主人公は、特定の人に深くかかわるのを避けて過ごしていた。
    そんなある日、自宅であるマンションの粗大ゴミ置き場に、置き捨てられた古いキーボードを見つける。それから、不思議な夢を見るようになり…

    恋愛から遠ざりたいと表面的には思っているが、恋愛至上主義的な空想にふける主人公。そういう「恋する女」達は多いのかもしれないが…

    私は、運命は当然として、約束という言葉すら、まず使わない人間だ。仮に、その人を守りたい・幸せにしたいと願ったとしても、それは口に出すことではないだろう。もちろん、態度・行動で示すべき事柄ではあるが。

    男性が読むには少し抵抗のある小説家もしれない。

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