捌き屋 3 (幻冬舎文庫 は 18-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412316

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。相手は今までの企業ではなく、山梨県という行政が相手。勝手もちがう、時間がない中で勝機は見出せるのか。織りなす人間関係に堪らない魅力がある。

  •  2009年の9冊目。「企業交渉人 鶴谷康」シリーズ第3作。所々でわかりにくい描写がありますが、読み応えがあります。

  • 今回の鶴谷の交渉相手は企業ではなく、自治体。しかし、真の相手は元総会屋の大物。
    相変わらずストーリー自体の面白さもさることながら、敵味方ともに人物造形に心惹かれる。口では冷たく突き放すけど、周囲の人間を気遣わずにはいられない甘さを抱えた鶴谷。
    それがわかるだけに金で繋がっているだけなはずの彼の仕事仲間も彼をほっとけない訳ですが…。

    なんともすっきりしない顛末に、白岩や菜衣や鶴谷の娘の存在は本当に癒やしですね

  • 都市開発と自治体の利権、それらに絡む奴ら
    何だか釈然としない結末・・・
    展開が楽しめれば問題ないが・・・

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著者プロフィール

一九四九年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。二〇〇〇年、『公安捜査』で作家デビュー。同シリーズの他、「捌き屋」「男の詩」「CIRO︱内閣情報調査室」「麻布署生活安全課 小栗烈」シリーズ、『禁忌』『烏合』など著書多数。

「2020年 『捌き屋 行って来い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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