旅と小鳥と金木犀―天然日和〈2〉 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412828

作品紹介・あらすじ

初めての骨董市で改めて知った人の手の温もり。結婚式の立会人を務めて実感した一期一会。妹の赤ちゃんに見たミルク色の幸せ。未知の国モンゴルで触れた優しさ。マイペースな四匹の猫と元気すぎる一匹の犬が傍らにいる喜び。-明日もよい日でありますように。小さな日常を慈しむ女優の、時に笑えて時に心に沁みる、日記エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 前作「天然日和」を読んで良かったので
    その続きとしてこの本も手に取りました。

    前作と同じく言葉で囁いているかのように優しい言葉で、
    端的にすっきりと書かれているので
    とても読みやすく心地良いです。

    前作よりもペット、家族、芸能界、旅のことについて
    詳しく書かれていました。
    芸能界のことについては当時丁度観ていたドラマや
    映画の作品の原作などを読んだりしていたので
    当時を振り返ることができて懐かしい気持ちにもなりました。
    向田邦子さんのドラマの時に山口智子さんの話題がありましたが、
    石田さんから見ても素敵な女性だということは
    テレビの外側から見ている自分にとっては
    もっと素敵な人なのかなとも思いました。
    女優同士で憧れられるなんて本当に夢のような話で
    こうゆうこぼれ話も良かったです。

    女性というせいか常に年齢の事を意識して書かれていましたが、
    マイナス思考ではなくプラス思考に書かれていて
    同世代としては好感がとても持てました。
     数字としての年齢はもう、あまり意味がないということ。
     大事なのは、心のあり方で、
     年齢に左右されることは何ひとつもないということ
    だ。

     本当の「大人」は、優しい。
     ほんとうの意味で優しい。
     イメージで言うと・・・。
     最初は周りにいろんなものがくっついている状態の
     ダイヤモンドの原石が、どんどんとそぎ落とされて磨かれて、
     最終的には、
     本来のダイヤモンドになる・・・という感じかな。
    この言葉がとても印象的で、
    こんな風に思いながら歳を重ねられたら素敵だなと思いました。

    日々の生活をいかに大切に暮らして、心地良く生活していくというのが
    大事かというのをまた教えられた気がしました。
    石田さんが心地良いものと感じたもので
    共感できることが多々あったので、日常の生活に取り入れて
    一日を大事に、そして全てのものに感謝できる様に
    明日からもまた少しずつ前を向いて頑張っていこうと思えました。

    素敵な言葉が沢山詰まっていたので、
    またゆっくりと再読したいと思います。

  • 天然日和続編。
    日々の出来事、感じたことを書いたエッセイ。

    人の頭の中を覗くようなエッセイを読むのは好きで、
    でも自分がいいな、と思う人のしか読む気がしない。
    石田ゆり子さんは、自分の哲学がしっかりある、芯の強い人なのだ思う。
    何年も前に見た舞台のことに触れていて過去と繋がった気がした。
    もう随分前に書かれた本なのだし当然なのだけど。

    今、この人が気になるのは自分のちょっと先をいく人だから。
    10歳くらい前をいく人の生き方、考え方を知るのは楽しい。
    これは30代に書いたもの。
    現在40代の新作エッセイを読むのが楽しみだ。

  • 前回のエッセイよりパンチが無いというか、慣れてしまったのかそんな感じがしたが、石田ゆり子さんの素の部分は素直に出ていた。
    神聖な行事に対しての笑上戸なこととか、意外なことが書いてあってやはり面白いエッセイ。

  • 最近気になる女優、石田ゆり子さんの、今より少し若い時に日々の暮らしを綴った本。

    こんなにピュアな生き方をしている女性がいるというのは、とても心強いし、応援したいし、倣いたいと思った。

  • 小泉今日子さんもそうだけど、石田ゆり子もとても素直な文章を書いている。こんな文章を書けるようになりたい。もっと、日常を大切にしたい。

  • 石田さんの本が読みたくなって。

  • 石田ゆり子の日記エッセイ。以前のものもそうですが、人柄が滲み出て来るようなふんわりとしたエッセイ。愛犬の花と猫たちとの日常。その傍らではしっかりと女優業をこなしとバタバタの日常の中のささやかな幸せ。ほっこりする一冊。

  • 石田ゆり子のエッセイ2作め。
    1よりも、より内面について書いてる。
    健康管理をしっかりできていることは、知性だ。
    というところはハッとした。しゃんとしよう、と思う。
    考えすぎてぐるぐるし、なんにも考えない!と考えて疲れるとかもかわいい。
    自己嫌悪や自己喪失は、自分が作り出しているもの。
    これも好き。ストイックとはちょっと違って、もっと楽に、からだの声を聞きながら生きようよ、と言ってもらっている気がする。
    解夏よかったなあ。あの空気はやっぱりゆり子さんにあっていたなあと思ったり。
    落ち込んだときとか、寝る前とかに何度も読み返したい本。

  • 初めて石田ゆりこさんの本を読みました。ご本人のイメージ通りの、柔らかく繊細な文章に、優しい気持ちになりました。新しい本も期待します。

  • 感じ方が似ているので、共感しながら安心して読める。

    削ぎ落してシンプルに行きたい。

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プロフィール

石田 ゆり子(いしだ ゆりこ)
1969年生まれの日本の女優・エッセイスト。本名は石田百合子。高1の時に自由が丘でスカウトされてモデルデビュー。全日空などの媒体で活躍した後、1988年ドラマ「海の群星」で女優デビュー。実妹である石田ひかりと共に個人事務所「風鈴舎」を1999年に設立、社長兼女優を務める。
代表作に『はなちゃんの夏休み。』、『Lily ―日々のカケラ―』など。
(2018年5月10日最終更新)
など

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