- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344412866
感想・レビュー・書評
-
「単なる保険の掛け合い」は友情ではない。だから「お前が困ったら、俺はいつでも助ける。だけど、俺が困ったときは、俺は絶対にお前の前には現れない」が正しいと北野武は言う。単なる保険の掛け合いに堕していないか、ともすると八方美人な態度を取りがちな自分自身に改めて問いかけてみたい。
北野武の鋭いこうした洞察にはいつも感心してしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北野武さんの本を初めて読んだ。
共感というか、やっぱりそうなんだよなと勉強させられました。
続編の超思考も読みます。 -
天才と言われる北野武の思考を垣間見ることができたので、面白かった。
-
「超思考」の前掲。武さんの社会問題にたいする考え方。
最近こういう話題で目上のひとの意見を聞くことがめっきり減った。新鮮。
教育問題は共感部分もあるがそういう風潮でもなく難しいんだろうなと、自分なりの解決案が見いだせない。 -
映画を見て、北野武という人物にすごく興味がわいたのでエッセイを読んでみた。ビートたけしは好きじゃないけど、北野武はかっこいい。タガの嵌め方と外し方をよく知っている、数少ない大人だ。
-
せんせー!
理解することはできましたが、行動にうつせません! -
相手を思いやるとはどういうことか、そのために自分は何をするのか、そんなエッセイでした。自分が思ったことを思ったままにすることしかないこと、相手の立場に立ってばつの悪い思いをしないように気遣うこと、知ってるつもりで済ましてきたことが丁寧に書かれていていた。どうすれば自分は正しいのか、ということに始終支配されているなあと思考の狭さを再確認。
引用文の部分は、ああそうすればいいんだとか、これまでそうしてきたのはあながち間違いじゃなかったんだなあと思えたところ。人に気を遣っている自分を時々ものすごく胡散臭くを思えてしまうので、なんだか少し安心した。 -
巨大なナスの喩え。「暗闇にヘタをつけたようなナス」が頭から離れない。
-
世界の北野はすごい。哲学者だな。