バレエ漬け (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 129
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412880

作品紹介・あらすじ

これが仕事なのだ、と胸をはって言えないようなものに取り組んでいて、果たしてよいのか、という迷いを常に抱えていた。その苦悩と葛藤のなかで、自分にはこれしかできない、という答えに辿りつく。バレエ少女時代の記憶から、気取りのない家庭生活のエピソード、渾身のバレエ論、そして引退-。笑いと涙の初エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 私もバレエをやっていたので、とても楽しく読めました。

    読み終わった後でネットで色々調べてみると、財力に物を言わせてバレエをやっていた、等と書かれていましたが、でも上手なことは上手なようです。

    それにしてもとても綺麗な身体。手足が長いし、バレエに栄えるね。

    一度も彼女のバレエを見たことがないので、見てみたいな。カルメン、面白そう。

  • ひとつのことに一心に打ち込んできたひとの言葉には読み手も真摯に向き合わされる引力がある。
    「『踊る』ことによって磨かれた知性」という言葉があったが、知性の形は従来我々が考えている尺度に留まらない無限の柔軟性があるのだろうなと思った。
    バレエは全く分からないが、それでも文章に引き込まれた。
    とても魅力的な文章だったし、それは作者の魅力でもあると思った。

    ―――pp.54
    夫は言う。
    私は物を出しっぱなしにするが、片付ける時は徹底的に片付けっぱなし。物を書いている時は、書きっぱなし。何かに熱中する時は、極端な一点集中型でやりっぱなしになるが、それ以外のことは、忘れっぱなしで、全く抜けっぱなしな人間だと。
    ちなみに、夫は子どもの頃、ハンカチもちり紙も忘れない、私の大嫌いなタイプの子供であったそうだ。今だって、ハンカチとちり紙を持っている。

    ―――pp.133
    「『王様と私』はアジア人を蔑視しているが、抵抗はないのか?」
    …「『王様と私』を観なくても、アジア人が白人に差別されていることくらいは十分、分かっています。だから今更『王様と私』の差別的なところを特別意識して観るような、大人げないことはしません。それよりも『王様と私』のミュージカル的に優れているところを、日本人は楽しんでいます」

  • バレリーナとしての日常とか体験談、苦労話、を期待して読みはじめたけど、内容は草刈民代さんの幼少期とかShall we dance?の話とかで、バレリーナとしての話はちょっとしか出てこなかったような気がする。
    私の想像とは違う内容だったので☆2つですが、エッセイとしては割合読みやすかったと思います。
    ちゃんとみたことがないので、Shall we dance?を見てみたくなりました。
    役所広司版もリチャードギア版も。

  • 草刈民代さんがバレエ人生を綴ったエッセイ。勝気な少女時代、バレエに心身捧げた青春時代、『Shall we ダンス?』の話、監督との結婚、海外公演、引退公演などのエピソードが書かれている。かっこいい女性であることは間違いない。おすすめ。彼女を受け入れる夫の周防さんも懐が大きいひとだろうと思う。素敵なカップルだ。

  • バレエをやり始めた自分が、この本と出会ったのも何かの縁かなぁと思う。踊ること見せること極めること続けること・・・楽してる天才なんてやっぱりいなくて、迷いながら悩みながら卑屈になりながら、それでも何かに取り組み続ける、そのコツコツとした積み重ねがカタチになるのだなぁと改めて思った。

    私もバレエがんばろう!バレリーナになりたいなんて思ってないから気が楽だ。やれるところまでコツコツとやり続けよう。

  • 草刈民代さんの人生についての本。
    映画監督のだんな様との面白いエピソードが多彩な印象です。
    とても素直に自分の性格や考え方のよいところも悪いところも書かれていて、同じ女性として読後に爽快感を覚えました。

  • 「どうしてここにいるのか」考え続けることが大事
    という言葉が印象的でした

  • ダンサーの迷い

  • shall we dance?でもお馴染みの草刈民代さんのエッセイです。

    すごく閉鎖的なバレエ界でモデル業をしたり映画に出たり

    とても視野の広い素敵な人だと思いました。

    ストイック!!

    だけど回りもしっかり見えていて、、、、

    文章にすごく表れていました。

    なんといっても映画監督で旦那さんでもある

    周防さんがものすごく魅力的!!

    お似合いの夫婦だなと思いました。

    欲を言えば写真も挿んでほしかったぁぁぁ~!!!

  • 草刈民代さんのことが、ますます好きになりました。

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著者プロフィール

女優

「2017年 『舞うひと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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