恋する日本語 (幻冬舎文庫)

著者 :
制作 : ソリマチ アキラ 
  • 幻冬舎
3.78
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本棚登録 : 1117
レビュー : 131
  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412897

感想・レビュー・書評

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  • 35の甘いショートストーリーに酔いしれたあと、あとがきを読んで、この本の奥深さに気付いた。
    人を好きになる瞬間を、映像のように映し出すような素敵な言葉が、日本語にはたくさんあるのですね。
    「刹那」や「邂逅」などは私も好きな言葉です。
    疲れたときなどに、ふとページを開くと癒されるかも。

  • この国には途方も無い数の言葉がある。日常生活ではめったに使われないけれど、はっと息を飲んでしまうほどに美しい言葉が、確かに存在する。

    35の「恋する日本語」が、それぞれの情景を表す短いエピソード+イラストと共に収録されています。もともとSo-netコラムで連載されていたものが書籍化されました。著者は調べ物をしていた際に出会った「刹那」という言葉の意味をきっかけに、ストーリー性を秘めた日本語をリストアップし始めたそうです。たぶん普通に生きていたら知ることもなかったんだろうなあと思える古いたくさんの文語的な表現達。いいなあと思ったのはこの二つ。

    夕轟(ゆうとどろき)―恋心などのために夕暮れがた胸が騒ぐこと―

    玉響(たまゆら)―ほんの少しの間―


    こんなに綺麗な日本語。昔の人達も恋文に用いたりしたんでしょうか。古い宝物の様な言葉達に触れて、心が豊かになった気分です。
    装丁がかわいらしく、情報量もそれ程多くないのでパラパラと読めます。重い読書の合間なんかにおすすめ。

  • 小山薫堂氏と題名に惹かれました・・
    「日本語とは、恋をするために生まれた言語なのだ・・」
    日本語の言葉の持つ意味を、一つ一つ知ると、
    もっと深いところでの理解をしたくなる。
    この本のページの各タイトル35の言葉の意味も、
    自分が知っていたのと違ったり、さらに別の意味があったりと、
    読めば読むほど、引き込まれる言葉といえます。
    これから、何度となく読んでいきましょう!

  • 恋に関係なく
    意外と知らずにいる
    日本のことばを紹介してくれる本があればいいなと。

    …ってきっかけが恋だと思ったから出来た本に言う事でもないでしょうが、でも他でこういう本があったらなあ…;と。

  • 日本語の言霊と響きの美しさが堪能できる本。エッセイ?
    聞いたことのある言葉も日常にありそうな一コマを添えられると瑞々しく感じます。
    流れていく時間の中でそんな恋の情景があるといいなあ。そんなときのためきこの日本語たちのように丁寧に暮らそうと心掛けたい。

  • パラパラと立ち読みをしていて、所有したくなり購入。
    幾つかのエピソードには共感出来ないものもあったけれど日本語そのものの美しい響き、意味の奥深さを感じる時の心が豊かになる感じがとても心地よい一冊。

  • 「あえか」「紐帯」「赤心」など、あまり聞いたことのないでもとても素敵な日本語を取り上げて、それぞれに短い物語が付けられている。もっともっと読みたい。物語では「那由他」と「帰趨」が特に素敵だとおもった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「もっともっと読みたい」
      小山薫堂は「おくりびと」のシナリオしか読んだコトないのですが、サラリとした感じが結構好き。
      このような、言葉を大切...
      「もっともっと読みたい」
      小山薫堂は「おくりびと」のシナリオしか読んだコトないのですが、サラリとした感じが結構好き。
      このような、言葉を大切にする本をもっと書いて貰いたいですね。。。
      2012/07/05
    • jardin de luneさん
      物語自体は1ページの半分くらいしか使っていないので本当に短いのですが、その分想像力もかきたてられて、読む人によって物語が違ったものになるかも...
      物語自体は1ページの半分くらいしか使っていないので本当に短いのですが、その分想像力もかきたてられて、読む人によって物語が違ったものになるかもしれません。
      一気に読んだら10分もあれば読み終えてしまうかも。
      でもじっくり読んだらいつまででも読み続けられる、そんな本です。
      2012/07/05
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「じっくり読んだらいつまででも読み続けられる」
      購入決定。楽しみながら少しずつ読みます!
      「じっくり読んだらいつまででも読み続けられる」
      購入決定。楽しみながら少しずつ読みます!
      2012/07/05
  • まだまだ知らない日本語がある。それを教えてくれる一冊。

    初めて知る日本語も短編を読めばイメージできる。
    日本語っていいな。

    きっとまだ出逢っていない素敵な日本語がたくさんある。
    それを探したくなる本だった。

    疲れた日に開けば、心の栄養ドリンクになりそう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「心の栄養ドリンクになりそう。 」
      知らなかった言葉を一つ覚えると、それだけで豊になった気分です(なかなか使い道が思いつかない言葉もあります...
      「心の栄養ドリンクになりそう。 」
      知らなかった言葉を一つ覚えると、それだけで豊になった気分です(なかなか使い道が思いつかない言葉もありますが)。。。
      2013/07/10
  • 本の構成が面白いです。
    聞いたことのない言葉、聞いたことあるけどはっきりと本来の意味は知らない言葉がぽんって記されていて、物語を読んで、そして意味を知る。

    イラストがまた素晴らしいと思います。
    ゆっくり読んでみますね。

  • 胸キュンした一冊で、サクッと読めます( ´艸`)
    涵養(かんよう)と相生が好きです。

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プロフィール

放送作家、脚本家、プロデューサー

「2016年 『明日は心でできている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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