ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.70
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本棚登録 : 2270
レビュー : 356
  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413023

作品紹介・あらすじ

スーパーサラリーマンだったツレがある日、突然「死にたい」とつぶやいた。会社の激務とストレスでうつ病になってしまったのだ。明るくがんばりやだったツレが、後ろ向きのがんばれない人間になった。もう元気だったツレは戻ってこないの?病気と闘う夫を愛とユーモアで支える日々を描き、大ベストセラーとなった感動の純愛コミックエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 映画化もされていたツレウツ。

    知り合いの人(aさん)が、鬱病でどう接したらいいかも分からず、悩んでいる時に本屋で見かけた本。

    分かりやすく、そのaさんの症状にそっくりで凄い本だと思いました。
    漫画なので、頭にも残ります。

    一度目は、立ち読みでしたが、だいぶ役に立ちました。
    そして、また三刊セットで図書館で借りて、読みました。

    • しをん。さん
      はい!ぜひ読んでみてください。
      分かりやすく、書いてあるのでいいですよ(●^o^●)
      はい!ぜひ読んでみてください。
      分かりやすく、書いてあるのでいいですよ(●^o^●)
      2012/09/24
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      予約しようと思って図書館で検索したら、細川貂々の本が50冊近くありました!ビックリ。←本のタイトルは覚えていましたが、作者は知らなかったので...
      予約しようと思って図書館で検索したら、細川貂々の本が50冊近くありました!ビックリ。←本のタイトルは覚えていましたが、作者は知らなかったので。。。
      2012/09/26
    • しをん。さん
      >予約しようと思って図書館で検索したら、細川貂々の本が50冊近くありました!ビックリ。

      nyancomaruさんのお話を聞いて私もびっくり...
      >予約しようと思って図書館で検索したら、細川貂々の本が50冊近くありました!ビックリ。

      nyancomaruさんのお話を聞いて私もびっくりしました!!
      確かに、本のタイトルの方が印象的ですものね…。
      2012/09/26
  • 「ツレがうつになりまして。」(ツレうつ)は、映画やドラマ化もされた作品です。

    うつ病になってしまった「ツレ(夫)」さんのことを妻である著者の「私」がマンガでつづったコミックエッセイです。

    マンガなので、とにかく読みやすい。

    この本は「うつを抱える本人」とそれを「支えるまわりの人」に本当に必要な本だと思います。

    うつの症状が強かったとき、この本を読んで「自分の症状をわかってもらえた!」と思えました。
    なぜなら、自分にもあてはまる症状がいくつもあったからです。

    自分だけでなく、ツレさんも苦しい時期を乗り越えて回復されたんだ、と思うと、この世界の中に私の苦しさをわかってくれる人がいるんだ、と思えました。

  • 図書館で。
    少し前に随分話題になった本。映画とかドラマにもなったんですね~ それは知らなかった。

    ツレさんは「死にたい」と話すことが出来る連れ合いが居てよかったなぁ~。そこで病院に行けとか会社辞めよう、と相談できる人が居たのは救いなんだろうなぁ。これは中々パートナーの居ない人は厳しい病気だな…なんて思いました。(勿論、他人事では無い…)

    お互い家に居たらそれはそれ、ペースをつかむまではイライラするだろうし大変だろうけど「人が居るって良いな」なんて言う奥さんだったから上手く行ったんだろうなぁ。
    「僕はちょっと調子が悪いぐらいが本当なんだ」というような台詞にここまで悟ることが出来るのはすごいな、と感心しました。病気にかかってしまったものは仕方ない、昔の自分には戻れない、という事に例えば手術をしたり大けがをしたら悟る事が出来ますが目に見えない、心意的な症状でそれを悟るのは中々難しそう。
    そして人の身体も心も奇跡みたいなバランスで出来上がっているんだなぁ…と思いました。

  • 宮崎あおいさんと堺雅人さんで映画化されていました。
    漫画はコメディ調ですが、「ツレのつぶやき」に作者の辛さが垣間見える部分があり、支える側の苦悩も知りました。

  •  言わずと知れた大ベストセラー(30万部突破)だが、NHKでテレビドラマ化されたと聞いて、なんとなく手を伸ばしてみたしだい。

     本書を読んで初めて気づいたのだが、私はすごい勘違いをしていた。著者とワタナベ・コウ(イラストレーター)を混同していたのだ。
     ワタナベ・コウの「ツレ」といえば、元『SPA!』編集長のツルシカズヒコ(師一彦)。小林よしのりの『ゴーマニズム宣言』が『SPA!』で連載されていたころ、ツルシとトラブって連載中止に至ったことで知られる。連載最終回の『ゴー宣』には、ツルシが悪意ある描かれ方で登場していたっけ。

    「あのツルシがうつになったのか。やっぱり、小林よしのりとの闘いに疲れたことが発病の引き金になったのかなあ」と勝手に納得していたのである。
     いやー、思いこみはこわい。  

     それはさておき、本書はうつ病についての啓蒙書としてたいへんよくできている。うつ病になったときの独特の感じ方・考え方が的確に表現されていて、家族や友人・知人がうつ病になったとき、どう接すればよいのかがよくわかる。
     「なるほど。うつ病になった人はそんなふうに考えてしまうのか」と、目からウロコのシーン多数。質の高い「学習マンガ」でもあると思う。

     ありそうでなかった、軽やかなエッセイ・コミック形式の「うつ病入門」。企画の勝利だと思う。

     北杜夫が自らの躁うつ病体験をしばしばエッセイ等で明かしてきたことについて、「日本に躁うつ病理解の土壌を作ったという意味で、大きな社会貢献」と評する向きがある。
     それにならえば、この『ツレうつ』シリーズ(続編、スピンオフ本もある)がベストセラーになり、テレビドラマ化もされたことは、日本人のうつ病理解の裾野を広げたという意味で社会的意義も大きいと思う。

  • この本が出版される少し前ぐらいに私もうつ病だった。当時少しずつうつ病について理解されるようになってきていたけれど田舎の心療内科の治療では頼りなく、結局自力で治してしまった。今考えると軽度だったから薬を止めても治ったんだろうけど(でも背中の痛みや自殺願望はあった)、それでも家族からのプレッシャー(働けば?とか結婚したら?とか)は苦しかった。なので時々著者がうつ病の夫を追い詰める言動をするのが少々キツい。でも無知であったことを正直に綴っているということなので誠実ではある。この本をうつ病について理解するために読む人は著者の楽天的なところは参考に、無神経だったところは反面教師として読んで欲しい。

  • てんてんさんもツレさんも、大らかでステキなご夫婦です。
    私もあんな風になってたなあ、と思い出しました。
    今はお元気なようで、とても励まされます。

  • うつから立ち直ったときに、以前は几帳面だったが病気から立ち直ったあとはある程度のいい加減さを受け入れる人間になって性格が変わったということに、とてもリアルさを感じた。

  • 夫がうつ病になってしまった貂々さんが、夫のことを描きながらうつ病のことを教えてくれる本。
    うつ病本人は、あまりに体調が悪い時期だと読むのが大変かもしれませんが、マンガ形式なので読みやすいのでは、と思います。
    家族や友人がうつ病になった方にとっては、うつ病がどんな病気かわかりやすく読めるし、貂々さんのご主人への接し方が参考になることもあると思います。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年生まれ。セツ・モードセミナー出身。漫画家・イラストレーター。1996年、集英社『ぶ~けDX』にてデビュー。パートナーの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』『イグアナの嫁』シリーズ(幻冬舎)は映画化、ドラマ化もされた著作。男親中心の育児を描いた『ツレパパ』シリーズ(朝日新聞出版)、自身の職業遍歴を描いた『どーすんの?私』シリーズ(小学館)なども出版。上方落語や宝塚歌劇が好きで、それらについての著作もある。近著は自身の生きづらさとべてるの家などの取材を取り上げた『生きづらいでしたか? 私の苦労と付き合う当事者研究入門』(平凡社)を上梓している。

「2019年 『夫婦・パートナー関係も それでいい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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