- Amazon.co.jp ・本 (694ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344413719
感想・レビュー・書評
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文庫化されたので、再読。
五條瑛と言う作家を知ったのが、この作品。
とてもテンポよく、さくさく読めるし、他の作品との伏線がたくさん隠されているので、再読でも十分楽しめる。
群集心理を逆手に取った研究者たちに、計数屋・偲が挑む。
群集心理の勉強になるし、主人公・偲のキャラはとっても、魅力的。
彼の片腕となる浪人生・笙も、かわいい。
ぜひ続編を読みたい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
群衆心理操作ホント怖い。
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あらすじ(背表紙より)
下町・八丁堀で働く内田偲は、単調だが平穏な日々を愛し楽しんでいた。だが街に少しずつ不穏な空気が流れ始め、犯罪が不自然なほど急増する。原因を探る偲が辿り着いたのは、人を思い通りに操ろうとする企みだった。金も力も組織もない若者は街を救えるのか?心理操作の恐怖と人間の“愚かしさと愛しさ”を精緻に描く鮮烈エンターテインメント。 -
集団心理はこわい
無意識のうちにかかってる、、、たのは恐ろしい・・・ -
心理操作の描写が良い
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日曜朝の特撮でエンター様を演じられると決まったので大好きな五條さんの本をお誕生日のプレゼントにしました。憎まれるばかりが悪役じゃないわよ、と思って「エデン」と迷ったのだけど意図したものではない柳沢笙という登場人物がいて一人で喜んだ。
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ペンギン
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五條氏の作品は、どれを読んでも「これは彼女にしか書けないだろうなぁ」と思わせます。
今回のテーマである群集心理のコントロールも非常に綿密に計算されており、このボリュームを中だるみせずに読めるのはキャラクターの魅力と独創性のなせる技でしょうか。
でも、考えてみれば革命シリーズが書けるぐらいだから、彼女にとってはこの分量ぐらい当然かも知れませんね。 -
ペンギンは最初の一羽が、羊は最後の一匹が群の行動を決める。君はどちらになりたい?
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大衆意識のコントロール。
環境による心理操作の恐怖。人間を人間が操作する。