彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫 ぬ 2-1)

著者 : 沼田まほかる

• 幻冬舎 (2009年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[qoochang6918825さんの感想 · 2022年3月29日]

あか～ん！と叫んでしもたがな。
こんな凄い本読み忘れていました。
言いたいことは、山程あるけどやめときます。
一気に読みました。オススメします！

[あやかさんの感想 · 2022年2月20日]

共に依存してたんだろう。

これも恋というのだろうか。

事件のことも、人と人との間のことを読み解くことも、ミステリと言えるのだと思う。

[175さんの感想 · 2022年2月19日]

すんごいな
執着まみれの内容だったな
なんか……単に好きだからというだけではうまくいかないことって死ぬほどあるんだなと思わされた。
この本読んだあとにkasabianのyou’re in love with a pshycoを聴くとまじ主題歌にしか聞こえない

[NFCC図書館さんの感想 · 2021年11月1日]

八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。衝撃の長編ミステリ。（e-honより）

[Yukinaoさんの感想 · 2021年10月9日]

面白かった。
まさかの展開だったけど、ちょっと予想できる感じだった。それでも良い。
良い作品だった。

[kanrofuruさんの感想 · 2021年10月4日]

勝手に警察が事件を解決する話かと思ってたので、そういう内容ではなく、期待してたストーリーではなかった。事件解決の話ではなく、人間の話だ。哀しいけど、最後はどこか重くたちこめていた霧の合間から深い愛が見えたような。涙した。

[もなかさんの感想 · 2021年9月12日]

これが愛なのかなんなのか、本当に人を愛するとはなんなのか考えさせられた作品だった。

[kkさんの感想 · 2021年7月31日]

結末までやや退屈であるが、読み終わった後の何とも言えない感が今まで読んだ本の中で一番強かった。

[mugcupさんの感想 · 2021年7月13日]

嫌だ、あんまりだ。
何だか涙が止まらない。
そんなのってない。
読んでる間中、自分の中の黒い感情が渦巻いて仕方がなかった。
な のに、心を持っていかれて、読み終えたら泣けて泣けて。
なんなんだこれ。

[rika730さんの感想 · 2021年6月26日]

主人公が生長しないし、相手役がいかに醜いかを書きすぎて辟易する。

著者プロフィール

沼田 まほかる（ぬまた まほかる）
1948年、大阪府生まれの小説家。女性。奈良県在住。読んだあとイヤな後味を残すミステリーの名手として、「イヤミスの女王」という称号で語られることもある。
寺の生まれで、大阪文学学校昼間部に学ぶ。結婚して主婦になり、母方祖父の跡継ぎを頼まれ夫がまず住職となるが、離婚を経て自身が僧侶になる。50代で初めて長編を書き、『九月が永遠に続けば』で第5回ホラーサスペンス大賞を受賞、56歳でデビュー。
2012年『ユリゴコロ』で第14回大藪春彦賞を受賞し、2012年本屋大賞にノミネート（6位）。それを機に書店での仕掛け販売を通じて文庫の既刊が売れ出し知名度を上げた。
代表作『ユリゴコロ』は2017年9月23日に吉高由里子主演で映画化。同年10月、『彼女がその名を知らない鳥たち』も蒼井優・阿部サダヲ主演で映画化された。他の代表作に、『九月が永遠に続けば』、『猫鳴り』、『アミダサマ』。