好感度がアップする美しいマナ-: イラストでよくわかる (幻冬舎文庫 い 38-1)

著者 : 岩下宣子

• 幻冬舎 (2010年1月15日発売)

感想・レビュー・書評

[funoriさんの感想 · 2020年10月28日]

初めてマナー本なるものを購入しました。
「イラストでよくわかる」というサブタイトルに惹かれたのですが、イラスト量は少なくほぼ文章で構成されていました。自分の期待値調整が甘かったです。

歴史ある文化、所作も含めての大切にすべき文化もあると認識していますが、ビジネスマナーにいたっては、スタイルがカジュアル化している現代において、前時代的な型を落とし込む必要性はないように感じました。

「右足から～」「人差し指を添えて～」等の表現を触れて、自分には簡単なマナー本すらも苦痛に感じること、マナーに寛大な今の時代・属性に生まれて来れて幸せだという気付きが得られた作品でした。

著者プロフィール

岩下宣子（いわした・のりこ）

「現代礼法研究所」主宰。ＮＰＯ法人マナー教育サポート協会理事・相談役。
共立女子短期大学卒業。老舗の食品会社勤務の後、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏などに師事し、礼法を学ぶ。
一九八四年、現代礼法研究所を設立。「岩下宣子のマナー講座」（ＮＰＯ法人マナー教育サポート協会）など、マナーの研修、講演と執筆活動を行なう。心のこもった礼法・話し方の指導に、絶大な定評がある。
著書には『読むだけで心ときめく美人のことば練習帖』『心が「ほっ」とする小さな気くばり』（以上、三笠書房≪王様文庫≫）、『図解 マナー以前の社会人常識』『図解 マナー以前の社会人の基本』(講談社+α文庫)『社会人のマナーと言葉づかい』（洋泉社）などがある。

「2021年 『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』 で使われていた紹介文から引用しています。」