水木サンの迷言366日 (幻冬舎文庫)

著者 :
制作 : 大泉実成 
  • 幻冬舎
4.11
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本棚登録 : 133
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344414440

感想・レビュー・書評

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  • 水木さんの366日分のおことばがつまった一冊。

    フハっ!奇しくも今日11/30は水木さんの命日じゃないですか。

    そうだ、水木さんのアシスタントをしていたつげ義春の迷言366日があったら欲しいな〜、どなたか編集してくれませんかねぇ^_^

    関係ないけど、水木しげる作品でわたしが一番好きなのは「猫楠」です。

  • 366の名言。ぐっときたものに付箋をつけたら22個あった。
    さらに厳選すると。
    ・ツングースやギリヤークなんか、死が近づいてくると肉親が抱いて寝てやるんだ。最後まで一緒に寝てやる。日本じゃ望めんかもしれんけど、それが本当だと思うよ。
    ・私は日本の妖怪を妖精化したわけです。
    ・(アボリジニに、「人が死んだらどうなるか」と聞かれて)無に入るのではなく、未知の状態に入る。それは、人が生まれて、一歳か二歳の頃の、生きていると気づく前の状態です。
    ・私は戦後二十年くらい、人にあまり同情しなかったんです。戦争で死んだ人間が一番かわいそうだと思ってたからです。
    ・虫そのものをおもしろいと思うとともに、その生き方に共感するような面もあったからだ。

    おそらく水木しげるは非常にクールな人生観で生きていた。
    そこに面白みや愉快さの衣を自由に脱ぎ着できる能力があったからこそ、自らをもキャラクター化することができた。
    原理主義者でも信者でもないが、思春期に中島らもを内面化したように、中年になってからも内面化するに足る人物だと思って、地道に追っている。今後も追う。

  • 「ゲゲゲの女房」は奥様視点の話だが、こちらは水木の御大による
    名言もとい迷言集。
    名言集は買わない主義なのだが、水木の御大のなら、買う。

    水木オノマトペとしては最も有名であろう、「フハッ」もしっかり
    収録されております(笑)

  • 「人のうしろをあるきなさい」「なまけ者になりなさい」―。九十歳を目前に、驚くべき記憶力と驚くべき忘却力を同居させながらますます幸福力を磨く妖怪漫画家・水木しげる。精霊も女性も大好きな自然体が紡ぐ言葉には、心を癒す不思議な力が宿る。波乱続きの日々でも睡眠たっぷり楽天的。けたはずれの人生経験から生まれた至福の名言一年分。(表紙裏)

    あっけらかんとしていて、やっぱり好きだなぁ…。
    基本的に楽天的だけど、漫画家目指す人には結構シビアな考え方を持っているようでちと意外。

  • 親父はなんとかなる主義っていう奇妙な主義の持ち主だった。
    だからあの水木さんが生まれたんですね。
    迷言ながら名言もたくさん!

  • パラみして、この人面白い人だな。と思って読んで見た。
    作者名を見てなかったので後から気づいてうん?となった。
    なんだかんだで色々詰まってる。
    文の中に強調された言葉もあって面白い。挿絵もご丁寧に全ページ(だっけ?)ついているので親近感(?)がある。
    ある種孔子の論語みたい。

  • 私も水木原理主義者のひとり。

    水木さん最高なんです。

    肩の力を抜いて気軽な気持ちで楽しめる本。

    内容はとっても濃い!

    きっと元気になれます。

  • 漫画家水木しげるさんのありがたいお言葉を一日一言のかたちでまとめたありがたい本。
    これを読むと生きるのが少し楽になりますが、働く気がなくなる副作用も大きいです。でも貧乏も怖くなくなるのでやっぱり働かないといけないと思ったりもします。

    しかし通読してみて、こりゃつきあう奥さん大変だわ、本の一冊も書かないととてもじゃないけどやってられないよなと思うのでした。

  • 大好きな水木サンの箴言集(笑)。どこをとっても味のある言葉。こうやって生きていたら、ああやって大往生できるのかな。

  • この言葉、好き。と思うものが多かったです。

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著者プロフィール

水木しげる(みずき しげる)
1922年3月8日 - 2015年11月30日
大阪で生まれ、鳥取県境港市で育つ。従軍経験で左腕を失いながらも生還。終戦後より紙芝居、貸本漫画などを執筆。1964年に『ガロ』にて商業誌デビュー。2007年、『のんのんばあとオレ』によりフランス・アングレーム国際漫画祭で日本人初の最優秀作品賞を受賞。2010年、文化功労者に選出される。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『劇画ヒットラー』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』『日本妖怪大全』など。

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