- Amazon.co.jp ・本 (572ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344414549
感想・レビュー・書評
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電車事故で息子を失って以来、
株のデイトレーディングにのめり込み、
人生を棒に振った(振りかけた)主人公の逆転劇。
トレーディングの心理状況が
事細かに記載されており、とても臨場感がある。
かなりのページ数だが、こちらもあっという間に
読み切ってしまえるほど面白い。
著者の小説はまだあまり出ていないが、
「金田一少年の事件簿」の原作者らしい。
どうりでストーリーが面白いわけだ。納得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電車事故で最愛の息子を失った男。慰謝料を株に突っ込み大当たりした日から人生は激変した。増え続ける金、愛人との生活、妻や娘との不和。ある日、会社の倒産情報と空売りの裏取引を持ちかけられた男はその誘いに乗るのだが…。人生も株も「底」を打った男が、家族の絆を取り戻すため、人生をかけた大勝負に挑む!
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株の売買って「そうなんだ」ってことが書かれている。午前中に大きく値を上げた株は、だいたい午後1時から2時の間に利益確定売りで下げていく、下げを狙ってその時間帯に買うのがセオリーらしい。但し、価格が上がって引ける場合は翌日も更に値が上がることが多い。2時から更に引け値で下がる場合は株価下落の理由がない限りは翌日リバウンドするので買いである(P106~)小説の内容よりもこの箇所に興味をもつ
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『神の雫』原作者。
ぶ厚いですがどんどん読めます。
オチは想定内。 -
Kindleにて。
株価と為替が大きく変動しているこの時期に読むと、頭の中でなにかシンクロして面白かった。
特に後半のスピード感が凄い。
思わず信用取り引きの口座をオープンしてしまった。まさかこの小説のようには行かないでしょうけど。
それだけインパクトがあって面白かった。 -
ほどよい緊張感とスピード感が続くので読みやすい。
ただ、それだけに?全体的にライトな感じがするので
もうちょっと細かい説明や描写があってもよかったのかなとも。 -
圧巻。上下巻に分けても良いくらいのボリュームながら、始まりから終わりまで全く緊迫の抜けないストーリーには脱帽。全ての登場人物、全ての出来事に無駄がない。伏線の見事な回収は、さすがは金田一少年の原作者か。株式トレードの天国と地獄が見事に描かれ、勉強にもなる。元々彼が原作の漫画は大ファンだが、他の小説も読んでみようと思う。
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自宅ソファーで読了(81/100)
読みやすくてサクサク進んだけど、何か浅い、、、。 -
細かいとこ気にしなければ面白い。