鹿男あをによし (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 6505
感想 : 726
  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344414662

作品紹介・あらすじ

大学の研究室を追われた二十八歳の「おれ」。失意の彼は教授の勧めに従って奈良の女子高に赴任する。ほんの気休めのはずだった。英気を養って研究室に戻るはずだった。渋みをきかせた中年男の声が鹿が話しかけてくるまでは。「さあ、神無月だ-出番だよ、先生」。彼に下された謎の指令とは?古都を舞台に展開する前代未聞の救国ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 今回が2回目。奈良が好きで、でも行けないので、この本を読んで行った気分を味わいました。それくらい街中の実際の場所が出てくる。リアルな世界観の中で壮大なファンタジーが展開されていくのが、万城目さんの作品の面白さだと思う。
    中でもこの作品は歴史あり、おかしさあり、可愛さあり、ロマンス?あり、で特に好きです。

  • くすっと笑えるところもあり、とても面白い。特に、剣道のシーンは引き込まれた。

  • 久々に再読した。オチがわかっている上で落ち着いて読むとまた見える面白さがあってよかった。
    ただ、主人公と堀田(=女子高生)の関係は、おじさんの願望なのか…?と、邪推してしまう自分がいて寂しい。

  • 本書や「プリンセストヨトミ」で知られる万城目学作品に初挑戦。

    奈良の平城宮跡を舞台にしていて、そこの描写やストーリーに漂う雰囲気に酔いしれた。平城宮跡や春日大社付近を秋の夕暮れあたりに散歩したい。1ヶ月後くらいに行こう。

    個人的に結末が好き。主人公の未来が確実に上向いていることを示唆するラスト。自然な終わり方で、静かに本を閉じることができた。

    ファンタジー系もグローバリズムな小説同様に、精神世界のスケールが広がる気がして楽しいので、定期的に読みたい。

    巻末の児玉清の解説も◎。まさか坊ちゃんが蘇っていたとは。坊ちゃん読んでいただけに気づけず残念。まぁ難易度高いか笑

    • 読書太郎さん
      へぇ、読んだことあるんかいな
      へぇ、読んだことあるんかいな
      2020/09/08
    • 金融太郎さん
      ないなあ
      ないなあ
      2020/09/08
    • 読書太郎さん
      行きたいが一緒に楽しんでくれる人がいない
      行きたいが一緒に楽しんでくれる人がいない
      2020/09/08
  • 万城目さん2冊目。「いくら何でも、パンツ3枚1000円は安すぎると思います」「馬鹿っ!」独特の世界観ですね。卑弥呼、平城京など歴史の勉強にもなり、とても面白かった。△争奪戦での堀田の圧倒的強さは清々しい。リチャード・マドンナの性格が好きになれなかったが、60年に1度行われる「鎮めの儀式」で用いる目を運ぶという事情が分かり内容に納得。最近とある高校で出張講義(500人を相手)をしたが、あれを束ねる高校の教師は大変だと思いました。次のプリンセス・トヨトミも積読中。内容は全く知りませんが、楽しみ~。

  • 物語的には大和杯がピーク。
    オッサンになるとこういうのに弱い。

    ラストのオチはベタベタだけど嫌いじゃないよ。

  • 邪馬台国や神話と絡めたストーリーは面白く、エンタメ小説としてとっても読みやすかった。古都奈良の描写も爽やかで、秋のよく晴れた日に読んで正解でした。

    ただ、主人公がどうも苦手。
    自分を客観視できていなくて、そのせいで微妙な立場に置かれるのはまぁ自業自得なんですが、我が身を振り返って胸がキリキリしました。

    周囲に寛大な人が多いのが救いかなあ。特に剣道部の名前も出てこない子達、みんな心が広いし真っ直ぐ。主将さんも人間ができてる。

    最後も気持ち悪くて...おじさんの願望むき出しじゃないでしょうか。最後まで堀田さんを「野性的魚眼」って形容してるのも、とことん失礼。何様なんだ。”神経衰弱”はしばらく治りそうもないですね。

    もしかして、魚眼って何かの神話と絡めてるとか?坊っちゃんで出てきたっけ?何か意味がある描写なんでしょうか。

  • ドラマ化にもなった作品。
    京都・奈良に行きたくなる。
    個性の良いキャラクターがいっぱいいます。
    人間はほかの動物から見たら変わった生き物なのだろうな。
    ありえないことはないと考えるほうが楽しいではないか。

  • 奈良の女子高に赴任した主人公が、なぜか渋いおっさん声の鹿に話しかけられ、日本を救うという壮大な話に巻き込まれる。最初は突拍子もない話だな~と思って読んでいたけど、中盤以降、謎が明らかになってくると読む手が止まらなくなった。登場人物も鹿を含めて魅力的。特に下宿先のおばあさんや重さん、藤原先生ののほほん感が好きだ。そして古都奈良の名所がいっぱい出てくるので、奈良に行きたくなる。

  • 朝が冷えてくると読みたくなる本。
    数年ぶりに読んだけどやっぱり面白い。
    キャラクターが品があるのに俗っぽい面もあってとっても魅力的だなと思う。

    ドラマ版もすごく好きだった。

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著者プロフィール

1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年にボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。ほかの小説作品に『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『偉大なる、しゅららぼん』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』『バベル九朔』『パーマネント神喜劇』など、エッセイ作品に『べらぼうくん』などがある。

「2021年 『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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