ペンギンの台所 (幻冬舎文庫)

著者 : 小川糸
  • 幻冬舎 (2010年6月1日発売)
3.24
  • (19)
  • (35)
  • (62)
  • (25)
  • (6)
  • 本棚登録 :469
  • レビュー :60
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344414808

作品紹介

苦節10年の末に、小説『食堂かたつむり』でデビューを果たした著者。執筆、サイン会、取材と怒涛の日々を送る彼女に代わって、ペンギンが台所デビュー。まぐろ丼、おでん、かやくご飯…。へとへとで家に帰っても、ペンギンと食卓を囲めば一瞬にして元気になれる。心のこもった手料理と仕事を通じての出会いに感謝する日々を綴った日記エッセイ。

ペンギンの台所 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 『食堂かたつむり』の後に『私の夢は』と続けて読んでみた。
    文章の雰囲気が『食堂~』とそっくりであることにびっくりした。著者の食に関する語りも『食堂~』の主人公にそっくりでびっくり。
    おそらく、非常に完成の豊かな方なのだろうけれど、文章のところどころに感じられる頑ななこだわりと強固な正義感のような著者のポリシーについていけない感じがした。
    私が『食堂~』を好きになれなかったのは、著者と価値観が合わないからなのかもしれない。

    ご主人に食事を作ってもらい、そのユニークさを説明してくれるのはいいけれど、「でも台所の主導権を握るのは永遠に私」っていう言葉をさしはさむ必要はなかったのではないだろうか。なんかその一言で著者の意地悪さを感じて素直に読めなくなってしまった。
    著者が都合のつかないときに食事の支度をしてもらったうえ、読む限りでは味も良かったみたいだから「自分ではこういうものを作ることはないがユニークで面白い」という感想だけで十分だと思うのに、こんな出版物に残るように「お前はあくまでサブだ」みたいな宣言されて、件のご主人は気分を害したりしないのだろうか。

  • 『食堂かたつむり』の小川糸によるエッセイ。
    この方の「食べ物へのこだわり」は信用できるので、美味しいと書かれている京都の店に行きたくなった。そばがきも作って食べたい。

    しかし、読んでいて少し心を逆撫でされるような不快感があった。
    作者さんは携帯を持たない派で、車を運転しない派。
    その立ち位置は共感できるけれど、それって、そんなに誇示することだろうか? 少し書き方が厳しすぎるように思えて、前の巻のようにホワっとした気分で読めなかった。
    まあ、私が小川糸のあだ名(?)である「マシュマロナイフ」の、マシュマロ部分だけを見ていたいというのは勝手な話だろうが。ナイフを噛み砕くのは時間がかかるので勘弁してもらいたい。

  • 「食堂かたつむり」、「喋々喃々」、「ファミリーツリー」などの著者、小川糸さんのブログ「糸通信」が文庫になったもの。

    紡ぎだされるひとつひとつの言葉が丁寧で、自分も一日を大切に生きたいなぁと思わせてくれる。

    あくまで、「生きたいなぁ。」

    「生きなきゃ!」と肩ひじはらずにのんびりと思える素敵な本です。

    鹿児島大学 学部生

  • 小川作品の原点が少しだけ垣間見られるかも。

  • 苦節10年の末に、小説『食堂かたつむり』でデビューを果たした著者。執筆、サイン会、取材と怒涛の日々を送る彼女に代わって、ペンギンが台所デビュー。まぐろ丼、おでん、かやくご飯…。へとへとで家に帰っても、ペンギンと食卓を囲めば一瞬にして元気になれる。心のこもった手料理と仕事を通じての出会いに感謝する日々を綴った日記エッセイ。

    改めてペンギンことだんなさまを検索したら,浜省と縁のある方だったのですね。
    食べ物の描写がいい感じ。

  • エッセイ2冊目。
    一気読み。もちろん次も一気読み予定。

  • 一作目に読む本として完全にチョイスを間違えた。
    たぶん著者のブログ?を本にしたものなので、本の宣伝とかとりとめのない文章が多くて何も頭に残らなかった笑
    ペンギンって誰???というレベル。

    でも「ナチュラルなものが好きそう」というのは何となくわかった。
    今度はちゃんと作品を読もう・・・

  • 感謝を忘れちゃいけないと気付かされる。

    自分の良いと思ったものに信念を持っている。

    読んでいてちょっと頑固な人かもしれないと思ったけど好感を持った。

  •  フォローしている方のレビューが面白かったので読みたいと思っていましたが、ようやく手に取ることができました。

     つねにまわりへの感謝を忘れず、執筆にサイン会に友人付き合いに一人旅行と、仕事も趣味も充実していることが嫌でもよく分かります。

     すてきな日々をお過ごしなのだろうなとは思うのですが、反面、どこか仮面を隔てて筆者と向かい合っているような距離感を感じてしまいます。ほかのレビューで「決めつけ」などと書かれている部分は筆者の意見ということで気にはなりませんでしたが、この仮面を隔てているような感じはどうにもしがたいのです。明るく書かれてはいるけれど、読めども読めども筆者のことがよく分からない、迷路にほうり込まれたような心地になりました。

  • 小川糸さんの何気ない日常のエッセイ集。いつものことながら、ほのぼのとさせていただいています。ゆっくりとした時間の流れを感じたい方にオススメです。

全60件中 1 - 10件を表示

小川糸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
湊 かなえ
夏川 草介
有川 浩
瀬尾 まいこ
湊 かなえ
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印

ペンギンの台所 (幻冬舎文庫)はこんな本です

ペンギンの台所 (幻冬舎文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする