阪急電車 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
4.20
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本棚登録 : 35203
レビュー : 4180
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415133

感想・レビュー・書評

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  • 阪急今津線の各駅での物語りが続いて全体のストーリーとなっていて、やさしい雰囲気がよい。

    私にとってはハイキングコースのアクセス線の一つでもあります。

    知っている地域を舞台とするお話って楽しいですね。

    2011-05-19読了

    (★★★★)

  • すごく良かったなー。これから電車やバスに乗るときにきっと他の乗客が気になってしまうと思う。笑 人間一人一人に物語があってその物語が混じり合うとき、きっと他人同士が繋がるんだろうね。いやー!私も恋がしたいっ!笑

  • いろんな人生を抱えた人たちの電車の中での一期一会の出会い。
    せつなくて 温かくて やさしくて つよい人々の思い。 
    あなたのそんなところカッコイイと思ってみている人きっといる・・・
    なんて 言ってもらえたら それだけで 元気出てくるね。
    人のいいところを見て 自分らしく生きていこうと思えたお話でした。

  • 電車に乗っている人の数だけ、
    人間ドラマあるんだなぁ。
    と通勤電車に揺られながら思いました。

    かわいい恋の始まり
    迷惑なおばさん集団(いるいる!)
    はしゃぐ女子高生…

    舞台は、今津線。
    一人ひとりの物語を乗り合わせた乗客を
    少しずつリンクさせながら
    書かれているところが面白い!

  • 甘い恋愛小説を読みたいという気持ちに応えてくれた作品。
    電車っていろんな人を乗せているんだよなという当たり前の事に改めて気付かされた。
    通学時に使う電車は殺伐とした雰囲気だけど、この本を読むと、電車の中で起こる多少のことでは動じないようになる、かも。

  • まさに有川ワールド!こんな男がいたら惚れてしまいますね(女の子もかな)
    設定が設定なのでただ恋愛で切ないだけでなく、自分だったら……と思うことも多数でした
    心を強く持ちたいなと思える素敵な物語です

  • 前から気になっていた有川浩さんの本をやっと読む事ができました。

    阪急電車は、今まで一度も乗ったことはありません。が、魅力的な登場人物たちが闊歩する様子から、都会的でありながら自然を残した路線と言う印象を持ちました。山が近いと言うのは東京では考えにくいですしね。

    15分と言う乗車時間の中で、様々な出会いや別れが紡ぎだされます。本好きな大人の男女の出会い。結婚式に純白のドレスで参加した翔子。いまどきの女子大生ミサ。などなど。それぞれに、辛い過去や現在があり、彼らの出会いが交差して行くたびに、展開か気になってしまいます。
    登場人物たちへのスポットの当て方もうまいですよね。

    ミサが発した言葉が考えさせられました。「価値観の違うやつとは、辛いと思えるうちに離れた方がいい。無理に合わせていっしょにおったら、自分もそっち側の価値観になれてしまうから」
    自分はこの境地にたどり着いていないな。と言うのはそれだけ、人を受け入れていないからかな。

    ユーモアがあったのは「券売機でモラルはうっていないからな」。
    その通り。

    久しぶりの有川作品。楽しかった!そして、若いころはこんな恋がしたいと思っていたな(笑)

  • この小説の登場人物と同じ場所にある実家を出て社会人になり、はや数年、この小説の舞台周辺で生活してきた私にとっては、ある意味特別な作品になりました。

    こんな素敵な出会いがあるかもしれないと思うと、毎日がとても前向きな気持ちになりますね。
    きっと今までと違った気持ちで、阪急今津線に乗ることになるでしょう。

    それにしても、あのローカルな路線からほっこりした物語が生まれるなんて、著者のアイデアは天晴れです。

    個人的には、どうしてそこくるかとぞくっとした心憎い設定があり、有川浩作品にますますハマりそうです。

  • 読書日記、はじめます。
    最近、読書熱が再び高まっていて、以前なら偏った作家の作品ばかり読んでいましたが、いろんな作品に触れたいなと思うようになりました。
    そんなわけで、自分がどんな本を読んできたのか、残しておくためにも、ここで読書日記、はじめます。

    そんなわけで、今年1冊目が「阪急電車」。今さらですが。

    私の読書タイムはもっぱら通勤電車の中。電車の中で電車にまつわる小説を読む。なんだかちょっぴり贅沢な気分になりました。

    駅から駅をつなぐ電車に乗り合わせる無数の人。その一人一人に、それぞれの物語があるという、ごく当たり前のことを、心からいとおしいと思わせてくれる作品だったように思います。

    私の家は阪急沿線ではないけど、でもとても近い場所で暮らしています。もしかしたら、私が乗っている電車の中でも、この作品に出てくる登場人物たちのような物語があるのかもしれない。そう思うと、“電車に乗る”という行為そのものが、不思議と価値あるもののように感じられます。

    私自身も、“電車が縁をつなぐ”ということの意味を深くかみしめているうちの一人。だからこそ余計に、物語に共感できたのかもしれません。

    いつか今津線に乗りに行こうかな。願わくば、大切な誰かと一緒に。

  • 電車という空間で期せずして出会う人々のほのぼのとした物語。阪急今津線を舞台に見ず知らずの人同士の悲喜交々が、少しリンクしては次の駅のストーリーに繋がっていく。巧みな構成力と、人の心の機微をついた有川ワールドにたちまち引き摺り込まれた。読み終わると、阪急今津線沿線に住んでみたくなますよ。

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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