- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344415188
作品紹介・あらすじ
元刑事の真子は、柔道は黒帯だけど恋愛は白帯。一目惚れした純喫茶のマスターの傍にいたくてアルバイトに入ったのに、近くの中学で起きた女教師殺人事件を調べる羽目に。しかも追い詰めた犯人は、何者かに横奪され、気づけば真子たちは、鎌倉時代から続く壮大なお家騒動に巻き込まれていた。火の海と血の海を見るバイオレンス・サスペンス。
感想・レビュー・書評
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『悪夢よりも悪夢寄り』
メルヘンミステリー。
展開が早いけれどノンストップで読み終わる。何も残らないけれど、何も残らない。だから、安心して読める。面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「木下半太」の『純喫茶探偵は死体がお好き』を読みました。
「木下半太」作品は昨年の11月に読んだ『悪夢の商店街』以来です。
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元刑事の「真子」は、柔道は黒帯だけど恋愛は白帯。
一目惚れした純喫茶のマスターの傍にいたくてアルバイトに入ったのに、近くの中学で起きた女教師殺人事件を調べる羽目に。
しかも追い詰めた犯人は、何者かに横奪され、気づけば「真子」たちは、鎌倉時代から続く壮大なお家騒動に巻き込まれていた。
火の海と血の海を見るバイオレンス・サスペンス。
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人気シリーズの悪夢シリーズとは異なる単独モノ… 悪夢シリーズ以外は、初めて読みました。
■プロローグ
■第一章 純喫茶探偵 大星真子
■第二章 殺人者 山倉信男
■第三章 愛妻家 水野雅史
■第四章 殺人者 山倉信男Ⅱ
■第五章 超能力者 梶原ツヨシ
■第六章 純喫茶探偵 大星真子Ⅱ
■エピローグ
近所の中学校で発生した女教師失踪事件(殺害事件)に協力することになった「大星真子」が、バイト先の純喫茶「デスティニー」のマスター「梶原ツヨシ」や、その娘「キリコ」、「キリコ」彼氏の「時任旬介」等と大事件に巻き込まれる物語です。
現実離れしたハチャメチャな展開と、一気に読ませるスピード感は、さすが「木下半太」作品… という印象ですが、荒唐無稽でちょっと発散気味の展開なので、好き/嫌いがはっきり分かれる作品でしょうね。
敵対する「桃山」家と「猿渡」家に関する人物、鬼として描かれている「杏理」や「愛子」、「山倉信男」等、登場人物が多いのですが、、、
一人ひとりが個性豊かに描かれているので、混同することはなかったし、この混沌とした人間関係を巧く描いているところに「木下半太」作品らしさを感じました。
元刑事で柔道黒帯の「真子」の強さと、「ツヨシ」の予見能力(超能力)で、事件を収束に導き、純喫茶探偵として再出発するエンディングは良かったですが、、、
二人が結ばれるところは、ちょっと出来過ぎな感じがしましたね。
シリーズ化しても面白そうです。
ちなみに、、、
本作品、携帯サイトでの連載中は『純喫茶探偵・赤星マキ』というタイトルだったようです。 -
元刑事の真子は、柔道は黒帯だけど恋愛は白帯。一目惚れした純喫茶のマスターの傍にいたくてアルバイトに入ったのに、近くの中学で起きた女教師殺人事件を調べる羽目に。しかも追い詰めた犯人は、何者かに横奪され、気づけば真子たちは、鎌倉時代から続く壮大なお家騒動に巻き込まれていた。火の海と血の海を見るバイオレンス・サスペンス。
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ここにも別の超人がいます。いますよー。
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ミステリかと思ったらドタバタコメディ。読む前の期待とは全然違ったが、著者らしいジェットコースターみたいなエンタメ作品で面白かった。
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P333
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作者にしては珍しく?恋愛要素がある小説。鬼とか、お家騒動とか、解決してないことがいくつもあるけど、まぁいっかなって思える。
真子が投げ飛ばしまくって、相手が少しかわいそう。失神したり、机に叩きつけられたり大変。 -
ミステリかと思ったらファンタジーだった(笑。まさにドタバタ劇で、銃は乱射するは、鬼はボコボコにされるわ、何かにつけて首を刺すわ滅茶苦茶である。
しかし、真子ちゃんが最強で格好いいのでそれでよしとする。 -
2010.09.29