ビター・ブラッド (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.54
  • (42)
  • (127)
  • (135)
  • (26)
  • (3)
本棚登録 : 928
レビュー : 109
  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415218

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • コメディタッチのミステリー
    父と息子の刑事がおりなす、骨太のミステリーを期待していたのですが、設定が全く違っていました。
    チャラくてリアリティ薄い(笑)

    ストーリとしては、捜査一課の係長が何者かに殺害されます。そして、その犯行には内部の者がかかわっている可能性が..
    息子の刑事は、周りの刑事の誰も信用できない状態の中、情報屋とつるみながら、単独で事件の核心に迫っていきます。
    本書の中では情報屋と刑事の関係性が語られていて、それが伏線にもなっています。

    自分の父親もかかわっているのか?
    犯人は捜査1課の刑事なのか?
    事件の真相は?
    といった展開です。

    父親のキャラがぶっちゃけ嫌い(笑)
    笑いをとるためのキャラなんでしょうが、正直鬱陶しい。

    ただし、ミステリーとしてのストーリは満足でした。
    ユーモア、コメディタッチのミステリーが好きな人にはお勧め

  • 篠井秀介は何作か読んだが、本作はちょっと毛色が違うかも。刑事の親子の話ではあるが、親の明村のキャラは軽め。一方の子の夏輝は屈折して複雑。一緒に捜査することになった事件。誰を信じていいのか?
    事件の内容は、個人的にはあまり興味の持てないものだったが、親子の確執や夏輝の恋愛とかキャラの強い刑事達とか、全体的に面白い。

  • 新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが…。

  • 新米刑事が初めての現場で組まされた相棒は、幼い頃に別れたきりの父親だった。
    捜査一課の刑事のイメージとは程遠い調子の良さに、嫌悪感は増すばかり。
    ひょんなことから事件の重要人物と接触した彼は、慣れないながらも単独捜査を始めるが。


    警察小説は好きでいろいろ読みましたが、新米刑事が主人公なのは初めてかも。
    ちょっともどかしく感じることもありましたが、ミステリーの中にコミカルな場面あり、恋愛要素ありで、くすっと笑えたり、ぐっときたり、切なくなったり、、百面相してしまうくらい楽しめた一冊でした。

  • 父親である島尾明村のキャラクターが軽すぎる。
    それなりに過去の因縁もあり、読み終わってみれば面白かったとは思うのだけれど。
    登場人物たちの行動に説得力がない。
    個性的なキャラクターを揃えているのに、読み進めば進むほど軽さを感じてしまった。
    重ければいいというものではないにしても、明村が何故そんなにも「見た目」にこだわるのかもよくわからなかった。
    やたらと足が吊る設定も必要だったのかどうか。
    好きな作家さんだけに残念な思いが先にたつ。
    読みやすいしけっして面白くないわけではないけれど、「堪能できた」と言いきれる物語ではなかったような気がした。

  • 部署の全員に変なカタカナの呼称つけるとかやめて欲しいことこの上ないんだけど、とーさんのキャラは確かになかなか立ってたね。ドラマ版のキャストのイメージじゃないけど。

  • ヒロコサンから借りた本!

    久々のミステリで興奮しました!!

    人物設定がゆるめで、シリアスな雰囲気をうまーく冗談やらゆるめキャラでなごましてくれ、なかなかのおふざけミステリですが、オチやそれまでの展開はなかなかハラハラさせられます!!!

    アニメのようなキャラ盛りだくさんで、ミステリ苦手な方でも読めそうな一冊!!!!

    設定自体は固めで、なんだか最近の時代背景に則ったゆるさです!笑!

    こういうゆるめのミステリ、最近多いのはやはり流行りなんだろうか??

  • 雫井脩介さんの作品は「火の粉」など、怖いイメージだったけど、本作はコメディータッチのような。
    いくつも殺人事件が起こってシリアスな物語ではあるんだろうけど。
    明村のジャケットプレイなど、ちょいちょい、いやかなり?!笑える部分が。
    登場人物が多くて複雑だったし、現実にはそうはいかないだろ…って思うところもあったけど、
    最後の真犯人に迫る場面ではついついページをめくる手が早くなった。

  • 1609 だらだら読んだせいかあんまりのめり込めずに読了。雫井作品なら他の作品の方が好きです。

  • まあまあ。

全109件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

雫井 脩介(しずくい しゅうすけ)
1968年、愛知県生まれの小説家・推理作家。専修大学文学部卒業後ひとたびは就職。出版社などを経て、1999年内流悠人(ないる ゆうと)という筆名で応募した『栄光一途』が第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、2000年同作でデビューする。
2004年『犯人に告ぐ』が、2004年版「 週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、2005年版「このミステリーがすごい!」で第8位、第26回吉川英治文学新人賞の候補として選ばれ、第7回大藪春彦賞を受賞。豊川悦司主演にて映画化・ドラマ化。代表作となる。
2006年に恋愛小説『クローズド・ノート』を発表し、沢尻エリカ主演で映画化。2013年刊行の『検察側の罪人』は2013年度「週刊文春ミステリーベスト10」4位など評価を受け、2018年8月24日木村拓哉・二宮和也共演で映画化。

ビター・ブラッド (幻冬舎文庫)のその他の作品

ビター・ブラッド Kindle版 ビター・ブラッド 雫井脩介
ビター・ブラッド 単行本 ビター・ブラッド 雫井脩介

雫井脩介の作品

ツイートする