ビター・ブラッド (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 928
レビュー : 108
  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415218

感想・レビュー・書評

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  •  贔屓の佐藤健がドラマで主演しているので原作を読んでみた。ありゃりゃ、ドラマは原作のキャラ設定だけパクって、ストーリーは全然別物じゃないの。ドラマはコミカルな作りだし、原作も筆致は軽妙だが、話は案外重くてタイトルどおりビターな展開。この原作のビターな大筋を、これからドラマに持ち込む気なんだろうか? それとも、全くの別物のまま突っ走るのか? とりあえず、主人公親子のキャラと役者のイメージは合っていると思うが。
     ドラマのことは脇に置いて、純粋に原作の感想を述べると……うーむ、警察ミステリとしては少々物足りないかな。「太陽にほえろ!」よろしく、ベタなニックネームで呼び合う刑事たちのキャラが面白くてよく描き分けられているけれど、肝心の筋書きはその刑事さんたちではなく、敵対する悪玉キャラたちでもなく、情報屋の暗躍もしくは活躍によってほとんど進められてしまっている印象。
     原作を離れて、これでもか!とばかりにジュニアとジェントルの見せ場を作っているドラマは、警察ミステリの見せ方としては正解だと思う。

  • ミステリ部分としては平凡だし、そういう面で見ればちょっと拍子抜けするというのは分かる。けれど親子同士の掛け合いや、その心の内。そう言ったところに焦点をあててみれば、かなり面白い

  • 雫井さんの作品としては軽く、気軽に読めたが物足りなさは残った感じ。
    刑事ものとしては臨場感が足りなかったけど、親子のコミカルな会話には思わずクスッと笑わされたり、ホロットきたりもあって、それが狙いならいい一冊だったのかも。

    【新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが…。幾重にも絡み合った因縁が読者を欺き続ける傑作長編ミステリー】

    2014年4月 ドラマ化
    http://www.fujitv.co.jp/BitterBlood/index.html

  • まあまあかなあ。ドラマ化ということで読んでみたけど、やっぱり雫井さんの作品ががっつりミステリーの方が好きだな。

  • 親子キャラはおもろいけど、肝心のミステリー部分が平凡。

  • ドラマ化されるんで読んだんだけど、ドラマで見た覚えがあるシーンがいくつかあった。そういうことなんだろうか?

  • この作家さんの作品はキライじゃなかったので、ドラマ化決定の原作と聞き、購入。
    期待した割には、なんだか肩透かし。コメディなのか、人情なのか、どっちつかずな中途半端さ。加えて父x息子のドラマが希薄。続編(小説としての)があるのか知らないけど、続きを読みたいという気は正直あまり起こらなかった。

  • 明村(父)がボケで夏輝(子)が突っ込みのコミカルな部分とシリアスな事件の追及がバランスよく読みやすい。ただ、明村のボケがアホ過ぎてちょっとしらける。足つり過ぎだろ!(笑)

  • クローズドノートの印象が強かったから違う作者の作品のようで。でも明村父さんに笑い。夏輝のサトケンは違和感ないけど、明村父さんはもっとガッシリ渋系な俳優さんがいいなぁ…

  • これからドラマが始まるとは^_^;ちゃんと帯見てなかった〜

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著者プロフィール

雫井 脩介(しずくい しゅうすけ)
1968年、愛知県生まれの小説家・推理作家。専修大学文学部卒業後ひとたびは就職。出版社などを経て、1999年内流悠人(ないる ゆうと)という筆名で応募した『栄光一途』が第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、2000年同作でデビューする。
2004年『犯人に告ぐ』が、2004年版「 週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、2005年版「このミステリーがすごい!」で第8位、第26回吉川英治文学新人賞の候補として選ばれ、第7回大藪春彦賞を受賞。豊川悦司主演にて映画化・ドラマ化。代表作となる。
2006年に恋愛小説『クローズド・ノート』を発表し、沢尻エリカ主演で映画化。2013年刊行の『検察側の罪人』は2013年度「週刊文春ミステリーベスト10」4位など評価を受け、2018年8月24日木村拓哉・二宮和也共演で映画化。

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