有頂天家族 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 9914
レビュー : 1034
  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415263

感想・レビュー・書評

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  • 文庫化されたのでこちらを購入。
    とにかく狸が可愛い!

  • 人間と天狗と狸のハートフルコメディのようで、深い哲学的要素もあり。のんびりのほほんと読んでいたら、最終章が近づくにつれ、矢継ぎ早に場面が変わるスピーディーな展開に。ドキドキのクライマックスの後はお約束の大団円。阿呆の兄弟金閣銀閣は、阿呆過ぎて憎みきれないなぁ。全て先刻御承知の、赤玉先生との狸芝居がほのぼのとして楽しかった。これから毛玉を見るたびに、愛くるしい狸達を思い出すでしょう。

  • 「夜は短し恋せよ乙女」や「四畳半神話大系」とは違う登場人物たちの話でありながら、偽電気ブランやら偽叡山電車やら明らかに、あのおなじみの「仮想京都」を舞台とする地続きの世界のお話。でも、今回の登場人物は狸と天狗と変な人間たち。
    これだけアクの強い設定をしておきながら、一旦世界観がつかめて目がなれるとあら不思議。家族愛の話だし、師匠と弟子の話だし、ほのかな恋心の話だったり・・・いや狸の話なんですが。
    ほんとに作者の筆の思うがままにどんどん引きずり込まれる不思議な世界。最後の数十ページは終わらないでもっと続けばいいのに・・・と登場人物たちとの別れを惜しんだり。狸なのにね。
    少々奇妙な世界の話なので、森見作品を初めて読むひとは最初に「夜は短し恋せよ乙女」などで、この奇妙さに慣れてから読んだ方がいいかもしれない。

    作者ブログによると、執筆には難航しているものの、この毛深い話には続編もあるそうなのですごく楽しみです。

  • 捲土重来!捲土重来!書籍では赤玉先生が、矢一郎、矢二郎、矢三郎、矢四郎全員に説教をしていたけれど、アニメでは矢三郎にだけは説教しなかったな。何故だろうと思っていたけれど、アニメの使い方のほうが良いな。大団円は良きことかな☆

  • アニメを観てから原作を読んだが、とても面白かった。
    原作では容姿に触れられていない海星の姿がアニメでは描かれていたのでイメージしやすかった。次回作も期待したい

  • 京都の化けだぬき一家の話。天狗先生、その才華妖艶な教え子、それに狸鍋パーティ倶楽部メンバーなど愛すべきキャラが続々登場する優良娯楽ファンタジー。おすすめ。内容は違うが『平成狸合戦ぽんぽこ』の世界観を頭の隅において読むと感情移入し易くなりベターだ。今後シリーズ化するとのことで続編が待ち遠しい。ところで『電気ブラン』という酒は実在するらしいのでこの酒と、『焼酎』を『赤玉ポートワイン』で割った”赤割り”を一度味わってみたいものだ。
    収録)第1章 納涼床の女神/第2章 母と雷神様/第3章 大文字納涼船合戦/第4章 金曜倶楽部/第5章 父の発つ日/第6章 夷川早雲の暗躍/第7章 有頂天家族

  • 狸と天狗と人間のおはなし。

    最初は難しいかなーと思ったけれど、ハマってからは早かった!
    森見作品の独特な雰囲気、久しぶりに味わいました。

    狸がかわいい!!
    狸の4兄弟がいい感じでしたー
    面白きことは良きことなり!

  • 10/03/2013 読了。

    アニメが始まる前に読み始め、
    アニメが終わってから読み終えた…。

    アニメは途中まで視聴しました。
    森見作品は苦手意識があって、久々に読んだのですが、
    アニメの方が騒々しい感じが出て面白いかなぁ…と。

    ミステリーばっか読んでるので、
    こういうほのぼのしたのが、
    耐えられなくなってきてるのかもしれない(汗)
    うん、やっぱり苦手かも。

    設定は惹かれるんですけどね…不思議と。

  • あにめの矢二郎の色気に勝てなくて
    夷川の阿呆兄弟がむかつくを通り越して愛しい

  • 飛翔し雷雨を呼び呵々と笑う天狗と、蔓延る人間と。そんな奇怪まか不思議な街、京都を舞台に駆け回るのは、はふはふころころ毛玉の狸達。狸の大統領たる偽右衛門の名を継ぐ大狸の総一郎が憎き金曜倶楽部の忘年会で狸鍋にされてから早数年。今年再び、偽右衛門を決める選挙が執り行われるのだが、総一郎が残した四兄弟は、阿呆極まる主人公の矢三郎に、真面目だがトラブルに弱い長兄矢一郎、次兄は世を儚んで蛙となり、四男は怯えるとすぐに化けの皮がはげる。こらダメかもしらん!

    という京都を奔走する狸家族のハートフルコメディー。

    美女に絆されて落伍天狗となった赤玉先生に、先生を出し抜いた人間/半天狗の弁天など、相変わらず登場人物が生き生きと、文章が溌剌と、実に素晴らしい。読みやすい。盛り上がる。
    アニメ化したそうですが、私の脳内では既にフルアニメーションで豪華絢爛、色鮮やかなアニメーションが8時間ほど繰り広げられたのでございました。
    オモチロイこと至上主義、母親、兄弟、血、家族。

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著者プロフィール

森見登美彦(もりみ とみひこ)
1979年奈良県生まれの作家で、京都を舞台にした作品が多い。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。2018年11月に『熱帯』を刊行し、第160回直木賞、2019年本屋大賞にノミネートし、第六回高校生直木賞受賞。

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