有頂天家族 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 9910
レビュー : 1034
  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415263

感想・レビュー・書評

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  • 安定してる感じ。
    今太陽の塔を読んでるけど、登場人物が、叡山電車が線路を外れて走ってるのをみたと言ってるのをみて、テンションあがった!

  • ふはふはの毛玉!
    森見作品で一番引き込まれた作品。

  • 登場人物がどれもこれも憎めない
    どこか愛らしい
    ほっこりするストーリー

    だけど、ところどころにハッとする文言がある

  • 最初はのほほんとしていて、後半急展開。疾風怒濤という感じで、途中で読むのを中断するのが辛かった。

    狸まみれでくしゃみが出そうな感じがするけど、上りエスカレータで前に立った小太りの人の臀部に尻尾が生えてくるんじゃないかとドキドキしたり、頭の中をコロコロしたかわいい狸が転げ回ったり。後々まで尾を引く感じ。

    狸のように生きたいなぁ。

  • 森見ワールド前回♡
    ものすごくファンタジーで
    楽しく読めた!

    とにかく狸たち可愛い!!
    弟が震えてるとことか想像すると
    めっちゃ可愛い!♡笑

    でも個人的には
    カエルの次男坊が1番すき*°

  • たぬき社会も何かと大変だ。ページを繰る度に、彼らの愛くるしさの中ににじみ出る人間らしさが惹きつける。
    程よくばらまかれた伏線が最後にまとまり、読後感はこの上なく爽快。

  • 「狸であったらだめですか」というまったく工夫のない台詞は、その頃の私が口にしたものだ。弁天は「だって私は人間だもの」と応えた。

    世に蔓延する「悩みごと」は、大きく二つに分けることができる。一つはどうでもよいこと、もう一つはどうにもならぬことである。そして、両者は苦しむだけ損であるという点で変わりはない。努力すれば解決することであれば悩むより努力する方が得策であり、努力しても解決しないことであれば努力するだけ無駄なのだ。

    母は我々四人の兄弟を抱きかかえ、そうして眼をつぶっている母を、父が大きく抱きかかえた。

    「まだ分からんか、愚か者め!」
    偉大なる恩師は叫んだ。
    「喜ぶ顔が見たいからだ!」

    「私に食べられるあなたが可哀想なの」「でも私は食べてしまうのよ」

    「喰うからには旨く喰ってあげる。これは喰う者の義務だ。しかしね、君。本当のことを言えば、命を喰う、それだけで旨い こうでなくっちゃいけない。」

    「俺はこれまでにやりたいことはすべてやり、子どもたちも大きくなった。末の子はまだ小さいけれども、兄たちがいるから、あとは助け合って立派にやってゆくだろう。俺は種をまき、そこそこ育てた。一匹の狸としての役目はまっとうしたのだ。残された日々は天恵である。つまりは儲けものである。したがって、まあ、ここであなた方に喰われたところで、いっこうにかまわない。喰いたければ喰うがいい」

    袖すり合うも多生の縁

    生きてゆくかぎり、サヨナラという出来事と袂を分かつことはできない。

    二度と戻ってこない、生涯にただ一度の本当のサヨナラもある。

    一つの大きなサヨナラが、遺された者たちをつなぐこともある。

    「酒は呑めるうちに呑んでおくことだ。生きている喜びを噛みしめろ」

    本音を言えば赤玉先生も感謝していたに違いない。それも父は先刻御承知であって、赤玉先生の名誉を守るためひと肌脱いだことちついて、恩着せがましいことはなに一つ言わなかった。

    下鴨総一郎、ひと足お先に御免こうむります。面倒事もたくさんございましたが、まずまず愉快な一生でした。

  • 森見さんの作品って四畳半も夜は短しもそうだったけど
    ラストの盛り上がり方がほんと幻想的!
    こんな例え方はどうかなと思うけどジブリ的な要素を含んでると思う。きらきらして音楽が聞こえてきちゃいそうな感じ…!

    そしてこれも同じくどの作品にも比較的共通なのがヒロインの
    ちょっと強気でツンとした性格。ツンデレとでも表現すればいいのかな?
    イメージは黒髪で猫目、思ったことはズバッと口に出しちゃうんだけど憎めない。これが何とも魅力的。


    最初はただの毛玉ファンタジーかと思ったけど
    家族愛がふんだんに盛り込まれててあったかい。
    ますます森見作品のファンになりました。おすすめです。

  • 森見さんの作品は3作目。
    「夜は短し」「四畳半」と違い、狸が主人公ということで、読み始めは合わないかな・・・と思ったんですが、どんどん引き込まれました。
    前2作同様、テンポがいい。
    そして、森見作品にでてくる女性(メスも含む)はみんな魅力的すぎる。

  • 文章だからこそ表現出来る可愛さ!毛の生えた生き物がとても可愛いです。

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著者プロフィール

森見登美彦(もりみ とみひこ)
1979年奈良県生まれの作家で、京都を舞台にした作品が多い。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。2018年11月に『熱帯』を刊行し、第160回直木賞、2019年本屋大賞にノミネートし、第六回高校生直木賞受賞。

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