目線 (幻冬舎文庫 あ 31-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 451
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415355

感想・レビュー・書評

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  • 一昔前の設定でオチも犯人も読めてしまうのは致命的。

  • ゆるーく読んでいたら、最後まで気が付かなかった。少し退屈に感じてしまった。

  • ちょっとだまされたけれど読み返してみてもちょっと変。
    結婚するかもと思われたりするのが知人ならわかるけれど家族ぐるみで永年付き合っている人たちだなんておかしい。

  • タイトルのせいとも思えないが、犯人がすぐわかる。
    動機もありきたりで出来の悪い2時間ドラマの脚本みたいだ。

  • これはまさに「目線」ですね。「視線」ではなく「目線」。
    犯人にはびっくりしたので、再度読み直しました。
    そのつもりになって読むとなおおもしろい。

  • ドラマみたいな設定で、本として読むにはなんだかわかりきってしまったプロットというか、あまいなという感じ。 ちょっと期待はずれな一冊。

  • 天野節子の氷の華に続く作品。
    最後まで犯人のプロフィールがきちんと表現されていないなど、作者と読者の間でのややルール違反じゃない。
    また、人間関係が多く、無理やり中に引き込んでいる感もあり。
    前作の方がよかった。

  • 前作からの期待が大きすぎたのかも。
    長編ミステリとしては変化や動きが少なく飽きるストーリー。
    刑事3名が地道に長々と綴っている印象で面白みに欠けた。
    刑事のキャラクター描写をもっと深いと面白いのに…。
    とキャラが気になりました。

    最後まで読んでタイトルの目線に繋がったところはさすが!
    と思ったが、面白いから読んでみて。と薦めたい本ではない。

  • タイトルである「目線」は本書の根底を流れるテーマを見事に物語っている。しかし長編ミステリーとして考えるに、やや心理描写やリズム感に物足りなさを感じる。2010/12/04

  • 映像ではなく本ゆえに、読者に最大のキーが最後まで明かされないパターン。でもそのキーも、えぇ?と驚くものでもなくちょっと中途半端。動機が最後まで分からないので犯人の検討が全くつかなかったので、普通に楽しめたかな。でもシーンとシーンのつなぎ方が雑。前作の「氷の華」の方が断然よかったな。

著者プロフィール

一九四六年千葉県生まれ。初めて執筆した小説『氷の華』は二〇〇六年自費出版からスタートした後、文庫化され三十五万部を超えるベストセラーとなる。ドラマ化もされ、六十歳の大型新人として注目を浴びた。その他の著書に、『目線』『烙印』『彷徨い人』『午後二時の証言者たち』がある。

「2022年 『容疑者は何も知らない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

天野節子の作品

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