歌舞伎町裏街道 (幻冬舎アウトロー文庫 O 114-1)

著者 : 久保博司

• 幻冬舎 (2010年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[愛と幻想さんの感想 · 2017年12月18日]

行方不明になった友人を探しつつその過程で知った歌舞伎町を描いている。相変わらず歌舞伎町は猥雑で危険な街の様だ。歌舞伎町の本を結構読んできたのでへぇ〜さもありなん。という感じ。読者が無責任な期待もよくないけど他の著者のものと比べると踏み込みが甘いかな。とはいえやはりスリリングで魅力的な街だと思う。

[mocci11さんの感想 · 2011年1月13日]

友人を捜す、という話も、出てくる歌舞伎町の話も薄っぺらい。誰でも知ってるようなことがほとんど。ヤクザの話だけちょっとおもしろかったかな。もっとストーリー仕立てにするか、一部分を掘り下げた方がオモシロい本になると思う。

[lunacxさんの感想 · 2010年12月29日]

帯によれば「消えた友人を探して、歌舞伎町の最深部を彷徨うノンフィクション」らしいです。

内容としては新宿歌舞伎町のネタで書かれたエッセーの寄せ集めというところでそうか。

私は「消えた友人を探して」に惹かれたんだけも、付け足しのように友人にふれられることがあるぐらいだった ので、すごく残念でした。

歌舞伎町の裏社会について、事実かどうかは分かりませんが、一片を知るのにはいいかもしれませんが、私が求めたものとは違ったのでいまいちでした