竜笛嫋々〈新装版〉―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416055

感想・レビュー・書評

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  • <酔いどれ小籐次留書>シリーズ第8弾。

    磐音シリーズを読んだばかりなので、この京からやってきた公卿関係の偽者騒ぎは「またこれか」と思ってしまうのねん。

    ところで下衆なわたしは、おりゅうさんが攫われて何日か経ったわけだけども、色々と平気だったのかしらと思わずにいられない。
    小籐次は一度もそれを心配しなかったなぁ。
    男が、想い人を他の男に攫われたら、まずそれを心配してしまうと思うのだがな。
    佐伯さんは、あまりそういう描写しないタイプなのね。
    「御鑓拝借」の時も、小籐次が女郎宿行って「女と酒」を頼むけど、手を出さなかったもんね。
    なんでわざわざその手の宿にきて、そして「女」を頼んで手を出さないのか、マジ謎。
    それともアレ、そこはさらっと流しますから察してくださいよって事だった?
    いや、意味わかんねーし。
    綺麗な印象にしておきたいなら、最初から女を買わなきゃいいのでは。
    綺麗に見せようとしているのに「そこは男の戦いに挑む前の心境として云々」は、ずるいと思うな。
    ってそれは1巻の話でした。

    おりゅうさんの側に居たのは、偽者の妻女だったけど、女として嫁として、それってどうだったんだろうなぁ。

    おりゅうさんと小籐次の先行き、見守るべし。

  • シリーズものとは知らず読み終えた。 やさしい内容で丁寧な物語の進め方だと思う、池波正太郎チックな。 だが後半の展開が早過ぎるように思える。 また、場末町の一掃を望む老中青山が最後にどうなったのか全く触れられていない。 もうちょっと後半のボリュームが欲しかったように思える。

  • おりょう様がかどわかされた。酔いどれ侍孤軍奮闘。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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