狂 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416260

感想・レビュー・書評

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  • 土佐にあった集団憑依事件を題材に描かれた作品。 狂乱者達の狂った様をもっと狂気的に集団大パニックを垣間見れるのかと思いきや。物語は淡々とした流れでアっと言う間の鎮圧。藩士と農民の娘の恋愛模様がチラリ。実際に数十人と憑依された事件があったと思うと怖い。またその原因もわからずモヤモヤ。

  • 初の坂東眞砂子。
    表紙ズバリの気持ち悪いじめっとした話しの流れの中で、なんと後半は甘酸っぱいラブストーリーへ変化。
    それがちょっと違和感ある。
    先祖の声の聞こえるあたりは、恩田陸っぽい

  • 淡々と物語が進み,「事実とは案外こういうものなのか?」と思う一方,「すべての事象に説明をつける科学性に不満を抱いている」と書きつつも坂東なりのさわやかな説明をつけていて, いい話である. 我々も「酒」を与えられすれば, 案外簡単に狗神つきになってしまうのかもしれない

  • 2011/4/3

  • 狗神に取り憑かれた百姓たちの狂乱騒ぎ。
    その失態をいかに沈めるか奮闘する役人たち。
    でも実のところ、今自分は何にも取り憑かれていないという保障は一体何処にあるんだろう。
    行動している私自身が判断した根拠などどこにもなく、後悔なんていうのは取り憑かれた私が決めた決断だったのかもしれない。とか考えてしまう。

    やっぱり晩夏、初秋辺りには読みたくなるのが坂東眞砂子。
    万人受けなんてもってのほかだけど、読むと中毒性があるんだよなぁ。
    絶対面白いからオススメです、なんて誰に対しても言わないけど、まぁ新しいタイプの小説だからかじってみれば?という感じです。
    しかし立て続けには読みたくない作家さんです(^-^;

  • 実在した事件を元に書かれているが、いささかファンタジーの仕上がりになっている。もう少しリアリティーを感じる物であって欲しかった。

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