竜の道〈下〉 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 120
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416543

作品紹介・あらすじ

矢端竜二は、エリート官僚の世界に飛び込んだ。兄・竜一との約束-ある大物実業家への復讐-を果たすために。表と裏から攻めて、あいつを叩き潰す…。第二、第三の殺しに手を染める竜一、企みを抱いてある女を篭絡する竜二。金と欲が行き交う修羅の道を鋼の意志で突き進む双子が行き着く先は?息苦しいほどの命の疾走を描いた傑作長編。

感想・レビュー・書評

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  • ん??これで終り??いやいや、ここまで盛り上げたら竜一が戻ってからの復讐劇は絶対にあるハズでしょ。で、続きが出版されてるのかを調べてみると、そもそも本書の単行本時のタイトルには"飛翔篇"と付いてるのに文庫化に伴ってサブタイトルが消えてる…。えっ??
    まさかの打ち切り??
    …と、先ずはこの続きが気になるほどに後半は盛り上がって、面白かった。

    上巻から引き続き、双子の兄弟が世間と巨大企業への復讐のために金と権力と地位を築いていくのだが、その野望も大きければ突き進む道もスケールがデカい!裏社会でのし上がる兄の竜一は非情な手段を講じながらも仕手戦で着実に資金をつくり、絶対権力とのパイプを強固にしていく。一庶民としてはいささか現実離れした世界で繰り広げられるハードボイルドな展開ではあるが、竜一に反感を抱く者たちを掌握していく手法だったり、仕手戦の戦略や立ち回りだっりにはリアリティが感じられて策略家による頭脳戦としての面白味と読み応えがあった。

    少し残念だったのは、期待していた弟の竜二の活躍がほとんど見られず、切れ者とは言われつつも竜一と同等の頭脳明晰さには思えなかった。故に、どのようにしてキャリア官僚としてのし上がっていくのかの説得力と現実味に欠いた気がしてしまって…。
    まぁ、それを含め続編のあることが前提での展開なのだろうから致し方ない部分ではあるが、本作では登場機会の少ない主要人物たちの伏線が未回収になっているので、是非とも収束させてほしいものだ。。。
    …そもそも、原動力である「復讐」は計画だけで何も実行されてないんだし。。。。

  • 悪漢小説の後編。
    残りページが少なくなるにつれ、どう決着がつくのか気になって一気に読んだ。予備知識なくてよかった〜。先に解説を読むのはオススメできません。

    昭和史は裏社会と政治の関わりがかなりあるようだけど、自分の興味の中心である中世はどうだったのか、が気になってきた。
    法律が未発達な時代には厳密に言えばアウトローは存在しないのかな。

  • 面白かった、続きがよみたいな。
    白川さんの続いてよもう。
    半沢じゃないけど、力があってぶれないものにひかれるな。時代の感じかな。
    不安定で自分が日よりみだからかな、
    強く、ぶれないなら、自分には無理だが憧れるところあり、ソロモンはそこが嫌なんだな。ひよりみで、さべてなくすてきな。

  • 捨てられ、拾われたが虐げられた双子の兄弟
    兄は裏として、弟は表である目的(復讐)に向けて動く
    巨大暴力団組長、大物右翼、医療グループ会長、仕手集団トップ、、
    様々な大物、曲者を巻き込み、欺き、、
    そして野望に向かって旅立つ。。
    「・・・飛翔篇」を文庫化したってことは、次回作もあるのか?期待しよう!

  • 【No.73】「この世の中は、騙すことで乗り切れる人間と、胸のうちをさらけ出すことで信用を得られる人間の2通りのタイプがいる」

  • これ、3部作だったのか。読み進めていくうちにこれうまくまとまるのか?と思ったけど、3部作なら納得です。
    第一部は竜一の話でしたが第二部は竜二の話でしょうかね。第三部は合流して・・・死ぬんだろうか・・?
    どうも続編はまだ出版されていないようですが、うーん、出版されるのでしょうか?

  • コインの裏と表のように、財界・政界の裏と表の世界で君臨しようと画策する双子の話。

    ストーリーのテンポも良くて面白い。主にコインの裏である双子の兄・竜一の視点で話が進むのだけど、目障りな人は罠に嵌り、自分は裏の大物に気に入られ…ととんとん拍子に階段を駆け上がっていく。
    「いつどんでん返しが…?!」とどきどきしながら上下巻を読み進めていたら、なんとそのまま終わってしまった。
    しかも目標の途中段階で。話の最初に出てきた日記の伏線も回収されないまま。
    当然続きがあるみたいだけど、まだ出てないので、もうちょっと後に読めばよかった…!

  • 上巻と比べると、駆け足な内容。
    本当のやるべきことの後編発売を待とう。

    兄が中心で、弟が、後編では活躍あるのだろうか。

    何となく、後編結末、想像できそうだが。

  • さくさく上巻から続いて読み続けていく。

    あれ。この展開でこの残頁・・・・

    おわんの?この話?と思いながらも裏の道を進み続ける兄が
    次の壁をどう乗り越えていくのかが気になりながら一気に読了。

    このお話、まだまだ続きます。

    上下巻ってゆーかっ!
    1,2巻的にしてほしかった。。

    新刊でたらすぐ欲しい!ってほどではないけど
    全て片付いておらず気になりまくる一冊。

    また戴けたら読み続けます。

  • 11月-6。3.5点。
    孤児の兄弟の、のし上がりの物語。
    闇に生きる兄中心。さくさく読める。
    続編はいつ出るんだろう。終わり方が、続編前提。

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