私が結婚できるとは―イグアナの嫁〈2〉 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416598

感想・レビュー・書評

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  • イグアナの嫁続編。
    前作はペットのイグの話が多めだったが、今作はお嫁さんをもらったイグとてんてんさん自身の結婚生活を重ね合わせて振り返る…というような作品になっていた。

    一番印象深かったのはツレさんのあとがきだった。

    家族というコミュニティの中で生まれ育ち、親の背中を見てきた子供たちは、無意識の内に自分の父、または母のようにならなければならないという刷り込みがある。
    しかし、そこから離れひとりの大人同士が向き合わなければ、夫婦として維持していくのは難しい。

    無意識の刷り込みなので、自覚することはとても難しいことでもあるけれど、自分が強く拘っていることが、本当に自分の意思なのかどうかということは、振り返ってみる価値があると感じた。

  • 読書録「私が結婚できるとは」3

    著者 細川貂々
    出版 幻冬舎

    p37より引用
    “あのさあ
    そーゆー男って
    てんちゃんだから
    寄ってくるんだよ”

    目次から抜粋引用
    “私の結婚
     結婚生活を続けるには
     大人がふたり夢とゲンジツ
     結婚は家族の物語の序章
     新しい自分”

     「ツレがうつになりまして。」で有名な著
    者による、そのツレとの結婚にまつわる話を
    記した一冊。
     ツレと出会う以前から子供が産まれるまで、
    結婚生活の悲喜こもごもが描かれています。

     上記の引用は、著者によってくる変な男性
    について、友人が言った一言。
    著者の見た目が、そういう嫌いなタイプの人
    を寄せるとのことです。外見というのが、い
    かに異性関係において大きな割合を占めるか
    よくわかります。見た目と中身が正反対だと
    いう著者にとっては、困ったものでしょうけ
    れども。
     ツレさんがウツになるまでに、実に多くの
    紆余曲折があったことが書かれています。
    これからの著者とその家族が、穏やかに過ご
    せることを祈ります。

    ーーーーー

  • 結婚生活を知らない身には勉強になりますが、あんまり面白いエピソードが無いので記憶から消えつつあります。

  • 結婚って、するための難しさばかりが目立つけど、それを継続するのも難しいんだよね。
    よほど気をつけて見ないと相手のことが見えなくなってくるし。

  • イグアナのイグに嫁まぐかやってくる。
    しかし、イグとまぐはあまり幸せそうじゃない。
    てんさんはツレとの結婚について思い返すのだった。

    ツレがうつになりまして の前日談。
    1巻目が見つからないので、2から読んでしまった。

  • 結婚・家族について悩んだり考えて唸っているよりは、この本を読むと、安心できるような気がする。

  •  細川さんの著書の内容は「ツレさんのうつ病体験」「イグアナのイグちゃん飼育日記」「てんさんの人生への迷い」この三本柱を中心として、様々な角度から考察を加えた記述がほとんど。三つのエピソードを統合する役割を持つ概念が「結婚」だろう。後に子供を授かるが、それまで家族の中での「守るべきもの」がイグアナのイグちゃん。これらのお話は人間関係の縮図となって有機的な関連を示す。本著は「イグアナの嫁」の続編に結婚という人生の大イベントについての視点を加えたもの。おなじみのてんさんの漫画をメインにツレさんのエッセイも健在。前作終盤にチラッと顔をみせたイグちゃんのお嫁さんマグちゃんも登場。発情期のイグちゃんから逃げるしぐさと、長いまつげがとてもかわいい。

  • 「イグアナの嫁」の2巻です。
    てんてんさんのペットというか、息子と言うべき存在のイグアナのイグ君にお嫁さん、まぐちゃんがやって来た。
    これで、ひとりぼっちだったイグ君はシアワセになれるはず。
    だけどまぐちゃんはイグの事が好きじゃないみたいで、イグにかみついたり、距離をとったり・・・。
    イグとまぐは何だかシアワセじゃなさそう・・・。

    そこではたと気づいた。
    てんてんさん自身も最初は結婚なんて、と思ってたこと。
    男性不信で「結婚」というものに対して強い思い込みがあったこと。
    そんなてんてんさんがツレさんと出会って結婚していいかな~と思い結婚。
    結婚当初は中々かみ合わなかったあれこれ。
    そして今に至るまでを描いたマンガです。

    読んでて「そうだよな~」「そうなんだよな~」と感じる事ばかりでした。
    私自身は結婚してから孤独を感じる事が多くて、それもこれも最初に「いい妻」「できた奥さん」であろうとしすぎたからだと思っています。
    自分が思い描く理想の妻。
    家事は完璧にこなし、仕事をして家計を助け、夫を束縛しない。
    いつの間にか、向こうもそれが当然という感じになってしまって、これはおかしい・・・と疑問を感じ始めた頃は手遅れだった。
    今は「いい時だけ夫婦」と自分に言い聞かせ、向こうには何も期待しないでいこうと思ってるけれど、やはりむなしいし腹が立つことが多く、年に数回は相手に気を遣うことができなくなる。
    てんてんさんたちのように、最初から気負わずにぶつかりあって、その都度話し合えたら良かったのに・・・とつくづく思いました。
    何だかそんな風に、結婚について夢だけじゃなく現実を見せつつも希望を感じる作品で、これから結婚したいと思ってる人、そして結婚している人も興味深く読める作品だと思います。
    これを読んで少し心がやわらかくなれた気がします。

  • 入院中に読みました。ほのぼのとしました。独身なので学ぶところが多かったです。が、しかし半年ほど経た今、具体的な内容がほとんど頭に残っていない!(*_*; インパクトが薄かったのかも?と★2つ。

  • ツレうつの細川貂々さんの作品
    結婚に関する考え方や日常をコミカルかつ的確に表現されていてとっても面白い。
    というかこの人のイラストが大好きです。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年生まれ。セツ・モードセミナー出身。漫画家・イラストレーター。1996年、集英社『ぶ?けDX』にてデビュー。パートナーの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』『イグアナの嫁』シリーズ(幻冬舎)は映画化、ドラマ化もされた著作。男親中心の育児を描いた『ツレパパ』シリーズ(朝日新聞出版)、自身の職業遍歴を描いた『どーすんの私』シリーズ(小学館)なども出版。また、母娘問題に切り込んだ『それでも母が大好きです』(朝日新聞出版)や、人生観の宝庫である落語を掘り下げた『お多福来い来い』(小学館)を上梓している。

「2018年 『やっぱり、それでいい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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