夢泥棒 女だてら 麻布わけあり酒場3 (幻冬舎時代小説文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416703

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    おこうを失くした悔しさと迫りくる老いのやるせなさから酒に溺れた星川だったが、小鈴に叱られてからは仲間を守るため、そして惚れた女の仇を討つために酒を断って鍛練に励む。元同心としての勘も取り戻し、源蔵が命を狙われる理由を探るうち、ついに仇との対決の時を迎え…。おこうの秘密と死の真相が明かされる大人気シリーズ第三弾。

    令和2年2月27日~29日

  • おもしろかった☆やっぱりキャラが良い! 源蔵がまさかの転職をしたり、星川さんが立ち直ったりでまた楽しみになってきました。 第三章の初手柄ってお話が好きです☆なかなかよく出来てる! そしてキーマンの鳥居さんがあの人だったのね〜 それにしても平手さん‥切ないなぁ…>_<… NHKあたりでドラマ化したらおもしろいなぁと。 次巻も買いました!前巻のときも言ったけど、ジワジワきます!ハマります!

  • 20180201読破

  • 若い頃の剣術とトシを取ってからの剣術は違うと元同心の星川さんが鍛錬するところが良かった。
    体力が落ちた分を頭脳でカバーするってことだな。

    歳を取ると考えずに稽古をしてもケガをするだけで上達しないってのは、なるほど…と思いました。

  • 小鈴にそんな恋人がいたなんて。

  • 4つの短編からなる話。

    おこう(小鈴)に諭された星川が、鍛錬を開始。
    自らの体をいじめるだけでなく、年齢に応じた剣の使い方を模索。

    源蔵は、命を守るために新しい自分になることを決意。

    日之助は悩みながら毎日を過ごし、おこうの店を手伝う。

    そのほかのキャラが、段々正体が書き込まれてくるのがおもしろい。

    小鈴がけなげに女将業を続けているのもいじらしいし、おこうがなぜコロされたかという理由も、おぼろげながらにわかってくる。

    歴史上の人物の名前も混ぜながら、話が進んでいく。
    まだ、続くらしい。

  • 「女だてら 麻布わけあり酒場」シリーズ第3弾。
    「心配性」「大当たりの男」「初手柄」「夢泥棒」の四章。

  • 第三弾
    1作目は読んでないが、全体の流れがつかめてくる大塩平八郎、鳥居耀蔵が登場
    対蘭学者との確執が始まるのか、前面にはこれまで通り、ちょっとした事件の解決か

  • 終わらないのか・・・

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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