- Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344416772
感想・レビュー・書評
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犬と二人で生きようとした少年の、数奇な運命と成長を描いた異色の青春小説。
ホームレス父子からホストを経て、ブレイキン・ダンサーに。そしていつも側にいる犬のセイ。波乱万丈な人生だけど、主人公の少年・零は決してぶれない。人間って恥辱という感性さえなければ、恐いもんなしだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白いんだけど、物足りない。
最後の一線を守るために、
レールを外しそこなった感じ。 -
爽やかな作品。メイン二人のその後が気になる〜。
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小さいころから父親と2人で
ホームレス生活を送っていた少年が
父 亡き後 犬と同じような生活を続け
ホストからダンサーへと転身していく
ストーリー。
現実世界とあまりにもかけ離れていて
ちょっと入り込めませんでした。 -
なんだろう、この読後感。間違いなく泣くんだけど清々しいというか。寂しいというか。犬好きな人にはちょっとたまらない小説です。人間好きな人にもお薦め。
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意外とヘビーな話でした。
傑作青春小説との触れ込みにちょっと騙されたかな。
生きることは簡単だと思っていたけど。
意外と難しいことだったのかもしれない。
両親の努力があったから。
自分が何一つ不自由なく今まで生きてこられた。
最初から与えられなかった少年は。
それでもまっすぐに生きてきた。
不幸だという人もいるかもしれないが。
それは本人が決めることなんだと思う。
他人から見れば恵まれた環境だったとしても。
本人にとっては不幸な場合は往々にして起こりうる。
今、自分がいる環境を精一杯生きることで。
何かが変わるのかもしれない。そう思えた。