- Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344417137
作品紹介・あらすじ
中国人ばかりを狙った惨殺事件が続けて発生した。やがて事件は、刑事、公安、そして中国当局の威信をかけた戦いへと発展する……。かつてないスピードで疾走するエンターテインメントの極致!
感想・レビュー・書評
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展開が早くて、スリルもあり、しかもハッピーエンド。上下で1,000ページ近くもありボリュームがありますが、苦痛に感じずあっというまに読み終わりました。特に読んで何か感じたかというわけでもないけどこの世界にどっぷり浸れました。
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複雑に絡む中国人の関係、マフィア、
国家安全部、警察側も外事二課と新宿署の佐江が痺れるやりとりを展開する。最後はきっちり悪者が退治されて、一件落着。狩人シリーズはいつも最後は怒涛の展開でスカッとする部分もあるが、その後についてあまり書かれないので関係者がどうなったのかが気になる。 -
狩人シリーズ第三弾。謎の中国人連続殺人事件。主役の佐江警部補、相棒となる中国人通訳、外務省女性職員、公安、中国当局、日中黒社会etc、が各々の威信で戦うエンターテインメント。
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毛が最高にかっこいい。中国人の名前と複雑な事象で難しかったけれどあっという間に読めた。佐江さんも素敵。
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佐江というキャラが最高のバイプレーヤーだからこそヒーローヒロインが際立って面白いというのがこのシリーズだったのに、思いきったことをしたものです。
佐江さん活躍しすぎです。
それでもこんなに面白くしてしまうのは、作者の力量であり、さすがと感心するしかない。
展開が面白すぎるから、意表を突かせる要素を持ってきて、それが大して面白くない、といういつもの大沢さんも感じられる。
鮫の次に好きなシリーズです。
これからも楽しみ。 -
駆け引きと裏切りの連続に加え、登場人物が多くて、かつ馴染みの無い中国名なので混乱するのは避けられませんが、今回は一気に読んだので辛うじて付いていくことができました。
意外な人に裏があったり、怪しいと思っていた人が実は全然裏が無かったり、いろんな仕込みを味わうことができましたが、肝心の事件の真相が呆気なかったところが不完全燃焼でした。 -
面白かった!次々と思いがけない展開のオンパレードでワクワクして最後まで読めました。読書は楽し。狩人シリーズの中でも、今の所これが一番かも⁈
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黒の狩人(下) (幻冬舎文庫)
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ここ最近の大沢在昌の中で、間違いなくNO.1の作品。