悲望 (幻冬舎文庫)

著者 : 小谷野敦
  • 幻冬舎 (2011年8月4日発売)
3.45
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344417168

悲望 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 何がセクハラで何がセクハラでないか、というのは
    パワハラとの複合を前提にしない限り
    結局は個人の主観的判断にもとづくのであって
    極端なことを言えば
    恋愛に関するあらゆる言説は、セクハラ認定しうるものなんである
    それはまあ仕方のないことだろう
    どうやっても苦痛にしかならない組み合わせというものは
    悲しいかな存在する
    しかしそこで、セクハラ忌避と恋愛願望を合致させようとするあまり
    潔癖症になってしまっては
    さびしい人生が待っているばかりだぞよ
    といった主張が、これらの小説には見え隠れしてあり
    それは確かに一面、真理なのだけど
    だからってもちろんストーカー行為は正当化されえないし
    またそれによって与えられた(かもしれない)PTSDが
    癒されることもないのだった

    「なんとなく、リベラル」
    高等遊民的な立場の人が自由主義を支持することに
    欺瞞がないとはいえない
    それはつまり
    自分がその立場から引きずり下ろされる心配はないという確信に
    もとづいた考えだから、なんだけど
    社会全体が豊かなら、それもなんとなく許されるだろう
    しかし同時に、この豊かな世の中で
    それに迎合できない人々も確かに存在するのであった

  • 悲望:うーん。恋のパワーだ。中心軸のところは興味深かった。
    なんとなく、リベラル:日本のアカデミズムの小さいこと。

  • 大好き。身につまされる。

  • 初めて読んだ小谷野敦の小説。表題作は、とてもよかった。ぼくの書く方法と似ている。ぼくの方法と似ていることがよかったわけではないけれど。

  • 単行本で既読。

  • え、え、え!?
    コメントが思い付かないくらい、どうしようもなくつまらなかった。
    でもきっと恋愛ってこんなもん。

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