第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
4.09
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本棚登録 : 7139
感想 : 1099
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344417694

作品紹介・あらすじ

お笑い界きっての本読み、ピース又吉が尾崎放哉、太宰治、江戸川乱歩などの作品紹介を通して自身を綴る、胸を揺さぶられるパーソナル・エッセイ集。巻末には芥川賞作家・中村文則氏との対談も収載。

感想・レビュー・書評

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  • 「容姿にも体力にも自身がない奴がモテるための最後の手段を教えます。本を読むことです。騙されたと思ってやってごらんなさい」
    高校生の頃、英語担当のおじいちゃん先生がこう言いました。単純な僕は、勧められたディケンズの『クリスマス・カロル』を皮切りに本を読むようになりました。その後、少しはモテるようになった...気がします。

    おそらく今、日本で『モテる男、裏ランキング』を採ったらかなり上位に食い込むであろう男、ピース又吉がナビゲートするブックガイド。
    ネタバレせずに本を読みたくさせるその文才に驚きます。
    面白可笑しく、時に切なく。特に、古井由吉の『杳子』の紹介では不覚にも涙をこぼしてしまいました。もしこれが実話ならば名エッセイスト、虚構であったとしても短編小説の名手です。

    映画や音楽に比べて、ともすれば偉そうになりがちな文芸の世界。それを偉ぶらず謙虚な姿勢で、まさに『第2図書係補佐』というスタンスで案内してくれる又吉氏は最高にカッコイイ。

    そういえば、おじいちゃん先生はこうも言っていました。
    「でも、本で得た知識はけっしてひけらかしてはいけません。そういう奴が一番嫌われます」

    • kwosaさん
      shuwachoさん
      コメントありがとうございます。

      そうですねぇ。
      肝に銘じなければいけませんね。ちょっと忘れかけていました。

      時々、...
      shuwachoさん
      コメントありがとうございます。

      そうですねぇ。
      肝に銘じなければいけませんね。ちょっと忘れかけていました。

      時々、本棚を覗きにいきますね。
      面白い本、たくさん紹介してください。
      楽しみにしています。
      2013/02/28
    • nejidonさん
      kwosaさん、昨日はお気に入りに入れてくださり、コメントもいただいてありがとうございました。
      本棚のトップにある【夏への扉】で、思わずにっ...
      kwosaさん、昨日はお気に入りに入れてくださり、コメントもいただいてありがとうございました。
      本棚のトップにある【夏への扉】で、思わずにっこりです。
      高校生の頃読んではまりましたね。
      猫の後ろ頭を描くなんて、それも表紙にするなんて、ねぇ?
      この一冊のレビューも、とても分かりやすくて、kwosaさんの感動がしっかり伝わってきますね!
      なんだかまた読みたくなってしまうような(笑)
      最後の一行は、私もしっかり心に刻みます。
      そうでないと、美しい海はできませんからね。
      また寄らせていただきますね!
      そうそう、荒木飛呂彦さんは私も大好きです。
      2013/03/28
    • kwosaさん
      nejidonさん

      花丸とコメントありがとうございます。

      いまさらながら読んだ『夏への扉』
      面白かったです。名作といわれる所以がわかりま...
      nejidonさん

      花丸とコメントありがとうございます。

      いまさらながら読んだ『夏への扉』
      面白かったです。名作といわれる所以がわかります。
      そして猫好きにはたまりませんよね。

      『第2図書係補佐』
      また、ぱらぱらと読み返してしまいました。
      そして自分で書いておきながら、このレビューの最後の一行。ついつい忘れそうになるんですよね。気をつけねば。

      荒木飛呂彦さん、お好きですか!
      お仲間がいて嬉しいです。
      『SPUR』の増刊(?)『JOJOmenon』まで買ったのに、もったいなさすぎて未だ開いてもおりません。
      2013/03/28
  • 若手芸人だった頃の又吉さんが、吉本の劇場で発行されてたフリーペーパーに連載してたコラム。子どもの時の実体験とかコントネタ風のエッセイを巧みに本の紹介に繋げている。何て守備範囲広いんだろうと尊敬。読みたい本がまた増えた。

    • ☆ベルガモット☆さん
      111108さん、こんにちは!

      又吉さんが大好きで、紹介された本をいろいろ読みました。穂村弘さんの『世界音痴』を知るきっかけになったの...
      111108さん、こんにちは!

      又吉さんが大好きで、紹介された本をいろいろ読みました。穂村弘さんの『世界音痴』を知るきっかけになったのもこちらの本です。本の内容やあらすじと全く違う、又吉さん独特のエピソードがツボでした。同郷としての沖縄話はあるある部分と仰天部分がありました。
      2023/04/16
  • 数年前のキングオブコント決勝でピースが演じたコント、「ハンサム男爵と化け物」。

    なんとも言えず頼りなくて、全身から「生まれてきてすみません」オーラを放っていた
    化け物役の又吉さんに、娘と一緒に大笑いしたのですが、あの「すみません」オーラが
    図書係なのに「第2」で、しかも「補佐」というタイトルにも漂っているのが素敵♪

    いつもブクログのレビューを書きながら
    あ~あ、もしかしたら、まだこの本を読んでない人も読むかもしれないのに
    また結末が予想できるような書き方をしちゃった。。。
    と、罪の意識に打ちひしがれるのですが

    あらすじや細部に一切触れず、自分の思い出話や失敗談を綴ることで
    その本の印象を鮮やかに描き出す、又吉さんの手腕の見事なこと!
    なんとまあ、うらやましい♪

    私とは読書傾向がかなり違うのだけれど、魅力的なエッセイにつられて
    ついつい読んでみたくなってしまいます。

    教科書の後ろの便覧から読書の幅を拡げたという
    ユニークな文学青年、又吉さん。
    エッセイとしても、ブックガイドとしても存分に楽しめる、
    さすがたくさんのブクログ仲間さんが「おすすめ!」と断言する本でした。

    • まろんさん
      vilureefさん☆

      そうそう!
      ちょっと常軌を逸しているかのように見えてしまう又吉さんの本への情熱、
      可愛すぎて笑ってしまいますよね♪...
      vilureefさん☆

      そうそう!
      ちょっと常軌を逸しているかのように見えてしまう又吉さんの本への情熱、
      可愛すぎて笑ってしまいますよね♪

      学生時代の思い出や日々の出来事を書き連ねながら
      最後の数行で、紹介したい本との接点をきっちり作る
      その手腕の見事さに、vilureefさんもきっと驚かれることと思います。
      そうですね、児玉清さんも天国から「本に魅入られた仲間がいるなぁ」と
      又吉さんをにこにこしながら見守ってくれている気がします。
      お読みになったあとのレビュー、楽しみにしていますね(*'-')フフ♪
      2013/03/13
    • まろんさん
      nejidonさん☆

      おお、nejidonさんもこの本に注目されてたんですね♪
      図書館にはなかったのですか。。。ざんねん!
      私は図書館で借...
      nejidonさん☆

      おお、nejidonさんもこの本に注目されてたんですね♪
      図書館にはなかったのですか。。。ざんねん!
      私は図書館で借りたのですが、実はブクログ仲間さんの本棚で
      何度も目にしていたのに、なんとなくハードカバーだと思い込んでいて
      届いてみたら文庫本だったことに驚きました!

      昨年の今頃にブクログを始めるまで、図書館はあまり利用していなかったのですが
      ブクログ仲間さんの本棚にあまりに読みたい本がありすぎて
      全部買っていると破産しそうなので、図書館派になった私です(笑)
      図書館で借りて読んで、これはぜったい手元に置きたい!という本だけ
      買ってくるようになったので、本の重みで家の床が抜ける恐怖はかなり遠ざかりました。

      『トロッコ』で芥川に目覚めて、『羅生門』を続けて読み、
      教科書の便覧から次の本を探していく又吉さんが素敵です。
      早く手に入るといいですね(*'-')フフ♪
      2013/03/13
    • まろんさん
      まっき~♪さん☆

      あらあら、意外に置いていない図書館が多いみたいですね(>_<)
      とすると、蔵書の少ない我が町の図書館にあったのって、奇跡...
      まっき~♪さん☆

      あらあら、意外に置いていない図書館が多いみたいですね(>_<)
      とすると、蔵書の少ない我が町の図書館にあったのって、奇跡的だったのかも!

      たった数ページ、淡々と思い出を綴るだけで
      その本を読みたい気持ちにさせてしまう又吉さん、すごいです!
      ピースはもともと好きなコンビだったけど
      この本を読むと、今後のネタにも大いに期待が高まってしまいます(*'-')フフ♪
      2013/03/13
  • 芸人・又吉直樹さんが、芥川賞を受賞した処女作「火花」発表の数年前に出版したエッセイ集。様々な意味で見事なこの文章群を、20代半ばの頃から、途切れることなく定期的に描き続けていて、しかも、高い知名度を持った人なんて、そりゃあ、誰かが小説家として一度は試してみること、すすめるはずだなあ。無我夢中で読んでしまった。
    (いや、処女作は、又吉さんの自発的な意思の結果だったのかもしれないけれど。でも、出版業界の人は絶対注目していたはず)

    まえがきなどによると、本書は、吉本の劇場で発行していたフリーペーパー内で三年余り、本を紹介するコラムを連載していたものに、多くの書き下ろしを加えたもの。
    ただし、「解説や書評ではない」と又吉さんは述べる。あくまでも、「自分の生活の傍らに常に本という存在があることを書こうと思いました。」と。

    たしかに、47篇から構成され、つまり47の書籍が結果的に紹介されていますが、一部を除けば、どの章も、幼少期・直近問わず又吉さん自身の思い出話が綴られた後、最後のわずか数行で、「キーワード的」「連想的」に繋がる書籍を一冊紹介する、という、一種独特なスタイル。

    だけど、その、一見飛躍しているようで、まったく強引さを感じさせない繋ぎ目の美しさが、読んでいて、とても心地いい。
    淡々としながらも、なめらかかつ穏やかな語り口の文体も、心に沁みます。少し自虐的な感じはあるのだけど、慈しみに溢れていて。
    それから、限られた時間で観客を惹きつけるコントや漫才を磨いた芸人さんらしい、シンプルなようでメリハリの効いた構成力と、オチ。

    あくまでも、これは私個人の連想ゲームですが。
    キーワードをベースにした絶妙な繋ぎ方が谷崎潤一郎氏を。
    全てを慈しみながら、飛躍する物事を丁寧に組み合わせて、静かな口調で語った点が須賀敦子氏を。
    たった数ページの中で、皮肉な視点をメインベースにしながらも共感性が高くてハッとするオチをつける構成力が星新一氏を彷彿とさせました。

    恥ずかしながら、又吉さんの小説群はまだ一冊も読んでいないのですが、すごく読みたくなりました。 (ただ、本書は、どの作品も、構成力が素敵だと思ったので、構成を特に意識した連作短編なんかも書いてみてほしいな、と思ってみたり。)

    最後に。紹介されていた本の中では、古川日出夫さんの「アラビアの夜の種族」が読みたくてたまらなくなりました。

  •  ピース又吉さんといえば、本。相当な読書家として知られる又吉さんが、生活の傍らにある本と、自分の回想をつらねた作品。
     書評かなと思って読んでみたけど、ただの書評ではありませんでした。さすが、そこはお笑い芸人さん。自分の過去の出来事、吉本の芸人さんとのできごとなどを、本を絡めて描いている作品でした。
     パンサー向井とのやり取りとか、もう大爆笑。「ドラゴンボールで言うところの天津飯の横で浮いてる餃子(チャオズ)レベルや」というせりふを、
    向井は全力で「「テンシンハンの横で浮いてるギョウザリョウリや」とよむ。やー笑った。

     しかし、笑だけではすまないのがこの作品。本読みの又吉さんの、本を読む描写は、本当に共感。もってくれもっとくれと指はページをめくる。私も一緒だ。
     日常を生きていて、こんなにドキドキしたりワクワクしたり、泣いたり笑ったりしないもの。生きているだけではそうそう簡単に得られない情動を、本はいとも簡単に私に与える。私が欲しいといえば、欲しいだけ、本は私に与えてくれる。

     「読書という趣味を見つけたことにより、僕の人生から退屈という概念が消えました」
     ああ、又吉さん。本当にそのとおり。本が好きな限り、私にも退屈、ヒマなんてものは存在しない。
     作家の皆様、書店員の皆様、本当にありがとうございます!!!

  • 面白かったぁ!
    職場でお昼休みに読んでいて、久しぶりに笑ってしまった。
    あぁ…あやしい人だ。

    又吉さんを全く知らなかったら、この本から私はいったいどんな人を想像しただろう?
    ものすごく魅力的な人だと興奮していたような気がしている。
    ちょっと惜しかったなと思うのは失礼なことだろうか。
    もちろん又吉さんがとても魅力的な人なのは間違いないのたけど。

    本を読んでいる時、突然過去の自分が思い出されたり、逆にやたら感動した時に以前に読んだ本の一場面や一節が浮かんできたりする瞬間がある。
    この本には又吉さんのそんな瞬間が書かれている。
    あの本とこの記憶が結びつくのかぁ…ととても興味深かった。
    すごく個人的な感覚なんだな…と改めて思う。
    本当に面白い。

    そして、何よりも文章がすごく心地良い。
    痛かったり恥ずかしかったりする記憶も、「痛かった」「恥ずかしかった」と力まず言ってしまえば、もう痛くないし恥ずかしくない。
    それがこの本の心地よさの理由じゃないかな。

  • 普段は眼鏡をかけず、裸眼でいますが若干乱視です。「ピース」のことはしばらくの間、犬吉さんと綾部さんのコンビだと思い込んでいました。犬吉、変わった苗字だなぁ…とよくよく見直したら又吉さんでした。

    そんな又吉さんの、本への想いがたくさん詰まった本紹介エッセイ。
    国文学専攻だったので純文学は講義で仕方なく読まされたものの、いまいち合わずにしまい込んでいたのですが、この機に読み直そうかな。

    その風貌から殺し屋だの死神だの、陰気なキャラ付けをされる又吉さんですが、エピソードがいちいちシュールで不器用で励ましたくなりました。寝屋川出身だし。頑張れ、マッタン!

    尾崎放哉全句集、昔日の客、杏子、炎上する君、万延元年のフットボール、赤目四十八瀧心中未遂、サッカーという名の神様、何もかも憂鬱な夜に、世界音痴、エロ事師たち、親友交歓、月の砂漠をさばさばと、高円寺純情商店街、巷説百物語、告白、江戸川乱歩傑作選、蛍川・泥の川、中陰の花、香水、イチシエーション・ラブ、山月記、コインロッカー・ベイビーズ、銃、あらゆる場所に花束が…、人間コク宝、アラビアの夜の種族、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド、銀河鉄道の夜、逃亡くそたわけ、四十日と四十夜のメルヘン、人間失格、異邦の騎士、リンダリンダラバーソール、変身、笙野頼子三冠小説集、ジョン・レノン対火星人、夜は短し歩けよ乙女、袋小路の男、パンク侍 斬られて候、異邦人、深い河、キッチン、わたしたちに許された特別な時間の終わり、友達、渋谷ルシファー、宇田川心中。

    中村文則さんとの対談も収録されています。

    • HNGSKさん
      へたれさん、こんにちは。
      私もこの作品読みました。いやいや、さすがは本読みの又吉さん。そうだよなあ。あるよあるよって何度も思いました。
      へたれさん、こんにちは。
      私もこの作品読みました。いやいや、さすがは本読みの又吉さん。そうだよなあ。あるよあるよって何度も思いました。
      2013/06/30
    • hetarebooksさん
      あやこーさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
      そう、本好きあるあるですよね。又吉さんからは本への愛というか、敬意を感じました。
      あやこーさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
      そう、本好きあるあるですよね。又吉さんからは本への愛というか、敬意を感じました。
      2013/07/08
  • ブクログのお仲間さんのレビューがあまりに楽しそうだったので、遅ればせながら読んでみた。
    しかし、レビュー数が615とは驚きだ。
    この数の前でひれ伏してそのまま寝たふりをしたいところだが、ここは少しだけ頑張ってみよう。

    お笑いコンビ「ピース」の地味な方の又吉さん。
    東京・渋谷のヨシモトで配布されるフリーペーパーに連載してた読書コラムを集めたものが、この一冊。
    約50冊近い本を取り上げてあるが、いわゆる書評ではなく、自身のこれまでを随想風に綴るという形をとっている。
    しかしこれが大変クオリティの高いものになっていて、軽い自虐にしてやられてつい吹き出したり、ほろりと涙させられたりしているうちに、ラストの数行で見事にゴールを決められてしまうのである。
    それはたとえば、オールマイティのフィールドプレイヤーのようであり、柔らかなドリブルで青春時代を掘り起こしたかと思うと、いきなり鋭角のシュートを入れてくるのだ。
    つまり、ラスト数行でようやく本の紹介らしき文章が登場する仕組み。
    そこまで持ってくるパスがとても鮮やかで、しかも自然体なのだ。
    そして不思議なほど書かれた本を読まずにいられない気分にさせる。
    印象に残った箇所がいくつもいくつもあり、【沓子】では不覚にも本当に泣いてしまった。

    巻末には、実に30ページにも及ぶ、作家・中村文則氏との対談が載っていて、その中で中村氏のこんな言葉がある。
    【純文学っていうものをたくさん読んだ人っていうのは、自分の内面に自然と海みたいなものが出来上がるんです】
    思うに【書籍の中に自分の姿を探り当てることが出来るという発見】を経て、又吉さんの心の海は深く静かに水をたたえるまでになったのかもしれない。
    【元来持っている才能は、その海を通過していく】とあるけれど、私などは浮遊物が多すぎてさぞかし淀んでいるのだろう。
    それを寂しく思いながら本を閉じた。
    ブクログのお仲間さん、素敵な一冊を教えてくれて、ありがとう。

    • nejidonさん
      kwosaさん、こんにちは♪
      再訪してくださってありがとうございます!
      うわぁ、拙本棚をフォローしてくださるんですか?
      とっても嬉しいです。...
      kwosaさん、こんにちは♪
      再訪してくださってありがとうございます!
      うわぁ、拙本棚をフォローしてくださるんですか?
      とっても嬉しいです。
      そんな・・照れていただくような本棚ではありませんよ。
      たいそうな遅読だし、コミックもDVDも入れてませんし、とても簡素な内容です。
      読んでいただくだけでもありがたいってものです。

      二歳のお嬢さんがいらっしゃるんですか?!
      うわぁ、いいなぁ・・・顔がふやけてしまいます。
      読み聞かせは、親子の楽しいコミュニケーションですものね。
      何か参考になる絵本が、こちらにあると良いのですが・・
      また楽しい絵本に出会ったら、紹介させてください。

      西川美和さんは心理描写の卓越した方ですよね。
      わたしも大好きで、図書館で読んだ後新品をハードカバーで買ってしまいました。
      「シズコさん」もおすすめです。
      「長靴をはいた猫」は衝撃的ですが、やはり面白いですよ(笑)
      本の話をしていると、どんどん長くなってしまうので、今日はこの辺で。。
      (と言いつつ、また夏への扉を読みたくなってしまいました。)
      また面白い本があったら教えてくださいませ。
      2013/03/28
    • kwosaさん
      nejidonさん

      リフォローありがとうございます。

      >本の話をしていると、どんどん長くなってしまうので、今日はこの辺で。。

      本の話、...
      nejidonさん

      リフォローありがとうございます。

      >本の話をしていると、どんどん長くなってしまうので、今日はこの辺で。。

      本の話、たくさんしましょうよ。大歓迎です。
      そういうことができるのがブクログの醍醐味ですもんね。
      『夏への扉』とっても面白かったです。
      時間SFとしての仕掛けの面白さはもちろんですが、主人公の愚直なまでの職人的こだわりと真摯な男気にぐっときました。「ロマンティックSF」なんてジャンルが日本で成立しているのもわかります。
      こちらこそ面白い本を教えてください。
      これからもよろしくお願いします。
      2013/03/29
    • nejidonさん
      kwosaさん、レスが遅くてすみません。
      【夏への扉】の読了、おめでとうございます(笑)
      主人公の魅力もさることながら、エンタテイメント...
      kwosaさん、レスが遅くてすみません。
      【夏への扉】の読了、おめでとうございます(笑)
      主人公の魅力もさることながら、エンタテイメントに徹しているので、面白いですよね。
      「コールドスリープ」というものを、初めて知ったのはあのお話でした。
      その後映画【スター・ウォーズ】を観て、Ⅱの中でハリソン・フォードが
      コールドスリープされる場面があり、「あ、知ってる!知ってる!」と喜んだ覚えがあります。
      ハインラインでは【月は無慈悲な夜の女王】と【異星の客】が、
      私は白眉だと思いますが、kwosaさんはいかがですか?

      それから、先日お話ししたシャルル・ペローの【長靴をはいた猫】は、
      大和書房から出ている片山健さんの挿絵のものです。
      かなり衝撃的な内容ですが、読ませますよ。
      グリム童話って可愛いなぁと、そのあと思いました。
      いつの日かkwosaさんも手に入れられますように。
      2013/03/30
  • 又吉がまだ芥川賞作家でない頃、小説を発表していない、純粋に芸人の頃の本。

    渋谷の無限大ホール(吉本若手の劇場)でフリーペーパーとして配っていたもの。

    又吉が好きな本日について文庫3ページ程のエッセイが書かれているが、この頃から文学的素養が爆発していて、すごい。

    また、古本や本そのものへの愛が濃く感じられ、本、文章に助けられている、又吉に必要不可欠なものであることがよくわかる。

    当時、お笑いライブを見に行って、このフリーペーパーを、何の気なしに眺めたとしたら、内容の濃さと面白さに度肝を抜かれただろう。

    紹介されている本は本当に又吉が好きなんだろうなというセレクト。
    本の内容が直接紹介されているわけではなく、本の内容に二重写しになるような、又吉自身の体験や、想像が書かれていて、この書き方をする時点で、クリエイティブ。
    そのエッセイはそのまま短編小説にできるよなというくらい、小説家としての素地ができていたことがわかるレベル。

    巻末の対談で中村文則、芸人ではなく、小説家になろうとしなかったのですか?という問いが説得力を持つ。

    ■気になったフレーズ
    「純文学っていうものをたくさん読んだ人っていうのは、自分の内面に自然と海みたいなものが出来上がるんです。で、それは作家になるとかお笑い芸人になるとか、もちろんそれ以外のいろんな職業の人達にとっても、非常に素晴らしいものなんですよ。つまりいろんな角度から物事を考えられるようになる。(中略)又吉くんはたくさんの本を読んだことで海みたいなものが出来上がっていて、又吉くんが元々持っている才能が表に出る際にその海を通過しているように思うんです。(中村文則)」

    ■紹介された本で読んでみたいもの
    赤目四十八龍心中未遂  車谷長吉
    サッカーという名の神様 近藤篤
    エロ事師たち 野坂昭如
    月の砂漠をさばさばと 北村薫
    告白 町田康
    香水 パトリックジュースキント
    何もかも憂鬱な夜に 中村文則
    逃亡くそたわけ 絲山秋子
    四十日と四十夜のメルヘン 青木淳吾
    宇多川心中 小林恭二

  • ずっと読みたかった本。
    でも近所の図書館になくって、買いました。古本屋で。
    又吉さん、ごめんなさい。
    でもきっと古本屋好きの又吉さんなら許してくれるでしょう。
    どの本も、又吉さんの人生や環境なんかをもじって紹介されてて、
    凄く面白かった。
    読みたい本も増えました。

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著者プロフィール

又吉直樹(またよし・なおき)
1980年、大阪府寝屋川市生まれ。2003年より、お笑いコンビ「ピース」として活躍。2015年『火花』で第153回芥川賞受賞。代表作に『東京百景』『劇場』『人間』など。

「2021年 『林静一コレクション 又吉直樹と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

又吉直樹の作品

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