罪深き七つの夜に (ラベンダーブックス)

  • 幻冬舎
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344417717

感想・レビュー・書評

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  • 親の借金と弟の為に、毎月1週間だけ娼館で働くヒロインと、不幸な結婚の妻帯者のお話。の~んびり展開している割にはちゃんと話が組み立てられているので最後まで飽きずに読了。妻帯者の妻、20歳の設定にしては性格性悪。真面目ゆえに身動きできなくなってる二人がどうなるのか、ギリギリまで解らなかったけど、ロマンス小説だからもちろんハッピーエンド♪ 二人とも幸せに!
    原題:Seven nights to forever

  • 弟の為に月に7日娼館で働くローズと、妹の良い結婚の為、子爵令嬢と便宜結婚をしたジェイムズ。娼館での出会いから愛をはぐくむ二人の行方は…。”もっとも革新的な~”といわれるのは分かります。何しろ娼婦と、妻帯者ですので、目新しくて楽しかったです。『あなた、どうして死なないの?』とか、愛人をつくられたりして足蹴にされるジェームズが、ローズとハッピーエンドになるのは、望ましい物語ですが、結局ジェームズがぶち切れて姦通罪で離婚は安易。最初からそうすりゃいいじゃんとか、妹の結婚が決まったらお払い箱かい?とか、バカ妻でもあさはかでも彼女だって結婚の犠牲者なのにとか、ちょっとバカ妻に同情してしまいました。

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