- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344417762
感想・レビュー・書評
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あまり複雑な人間関係ではなく、登場人物もそこまで多くなく読みやすかったです。
ただ、カタカナ名前が慣れず、何度も前を見返してしまいましたが。
女同士の嫉妬や妬み、憎悪、不安の表現の仕方が真梨幸子さんのが好きです。あぁ、うん。わかる。口に出しては言わないけど。みたいな。
さすが。
最後は舌打ちして終わりました笑
こういう女いるね!って。嫌な気持ちになって終わるミステリー、まさに。
面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4ヶ月ぶりの読書。
最後に購入していた本を読み忘れていたのが
"みんな邪魔"というタイトルが強烈な小説。
面白かった。読了後は妙に"快感"を得た。
4ヶ月という期間が空いていた事もあってか
新鮮に本の世界へ誘われていた自分がいました。
本当に色んな感情がポンポンと出てきた。
物語の内容がエグイ。
特に"ミレーユ"の所は、読んでいる人を"憤怒"の状態に
持っていきミレーユに対して文句が沢山出たと思う。
もちろん、その他の内容も酷いですよ。
読者の感情を揺さぶっていく文章で良いです。
面白いなと思ったのが、サスペンスな世界と
ミステリーな展開を読者に味わせる所です。
僕はミスリードをしてしまい、、いや誘われた?
読み終わった後、悔しさもあったが"快感"が勝った(笑)
イヤミスリードな作品だ。←勝手に造語。
ラストも綺麗な形ではなく、新たな"不穏"が繰り返す。
"更年期少女"が常に生まれ続けていく。
厭な思いをさせて締める、そして更年期少女に捧ぐ。
完璧な終わり方。絶頂だよ。
最後の解説も共感を得たし、本当に楽しめました。
やっぱり小説って最高ですね。 -
女の嫌なところギュッと煮詰めて余すところなく提供してくれてます。
ちゃんと騙してくれるし。真梨幸子さん期待を裏切られません。 -
カタカナの名前プラス漢字の本名まで出てくるので混乱するー!覚えづらw
でも騙されたわ最後の方までわからなかった なるほどそれなら納得って感じ
この「青い六人会」のメンバー達はみんなそれぞれ色々事情を抱えているけど、みんな性格悪すぎるってか問題ありすぎるw
これこそ真梨幸子のイヤミス真骨頂だね
タイトルも良い 『みんな邪魔』インパクトがある
私もメンバーと同じような歳の「更年期少女」ですが、こんな風になりたくないよ〜
関係ないけど岡田あーみんの更年期障害連合を思い出したw -
本作も真梨ワールド全開だった。見事にいや~な女性のいや~な一面を切り取っており、みるみるうちに引き込まれた。
まさかの展開に驚いたため、もう一度読み返してみたい。 -
オチはなんとなく分かるのに
展開が気になってスラスラ読めた
このトリックにはまんまと引っかかった
もう一回読み返したくなるおもしろさがあった
更年期になりたくない。自分がどうなるか怖い
呪いって、因果応報やなって思った -
今まで読んだ本では味わえなかったへんなざわつきを感じる本だった。
ミスリードにしても描写的に若干無理があるように思えた結末だったが驚かされた。
どろどろした人間関係だけでなくミステリー要素も含んでいて面白く読めた。
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ミステリーを読むときは、大抵落ちを予測しながら読むわけだが、この本には予測できない展開が待っていました。
あ、いや、こういう展開の本、つまり本ならではの展開というのは初めてではないのに、してやられてしまいました(笑)
大人の女には面白い小説だと思います(*^_^*) -
[イヤミス]
★★★★★
読後感はまさにイヤミス。
[ゾッとする怖さ]
★★★★☆
実際にあるんじゃないかと思う。ありそう。
[グロさ]
★★★☆☆
文面からにおいが感じられそうな場面も。。。
[ミステリー]
★★★★☆
メンバー惨殺・失踪についての犯人が最後までわかりませんでした。
解説にある単行本時のタイトルが強烈です。