ストーミーマンデイ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 48
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418028

感想・レビュー・書評

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  • なんとも暗い。何がどうなっているのか知りたくて読むのだがどんどん状況は悲惨に。後味悪い。

  • あまりにも混沌としすぎ。
    主人公がパニックになる事が多すぎて
    置いてかれた。
    気持ち悪い話は好きだが、心情が共感出来なすぎて気持ち良く読めなかった。

  • 正確には犯罪小説かしら…以前も
    とりあげたけど内容よりも雰囲気が秀逸。Tボーンウォーカーの名曲「Stormy Monday」がテーマになっていて
    その訳詞も逸品。
    They called it stormy Monday,
    but Tuesday is as just as bad
    Wednesday is worst, and Thursday's so sad
    The eagle flies on Friday,
    Saturday I'll go out to play
    Sunday I'll go to church,and I'll kneel down to pray
    彼らは荒れっぱなしの月曜というけど 火曜もけっこう最低だ
    水曜はもっとひどいから 木曜には悲しくなっちまう
    金曜には金が飛んでいく 土曜には遊びに行く
    日曜は協会に出かけ ひざまついて祈る

    Lord have mercy, Lord have mercy on me
    Lord have mercy, My life is in misery
    You know I'm crazy 'bout my baby
    Lord, please send my baby back on to me
    神様 お慈悲を どうか俺にお慈悲を
    心がずたぼろなんです あの娘にいかれちまって
    神様 どうかあの娘を 俺の元に返して

    こういう枯れたブルースとバーボンが似合うような渋い中年になりたかったもんさね

  • この作家は初めて読んだが、割と良かった。
    他の作品も読んでみたいと思った。

  • よく解せない

    殺人
    犯罪をただ繰り返す

  • 普通に読みやすいし、ある程度のどんでん返しがある構成は
    おもしろい。
    ただ少し怖かったかな...あまり女の子は一人で読みたくない内容かな
    とも思った。

  • 【雑感】
    一人称で語られるリリカルな表現が特徴的な物語。素面で吐いたらキザ過ぎるような台詞も、嵐の吹き荒れるような世界観と相俟ってむしろ心地良かった。動作や仕草、場面の描写が的確で、臨場感を演出するのが凄く上手。人の二面性や繋がりを綺麗事抜きで描き出していた。

    【キーワード】
    余生、悪戯電話、ストーカー、間の抜けた茶番劇、ストーミーマンディ・ブルース、姉のやり口、死体がふたつと大人が三人、ホームレス、淫乱な女、三人の馬鹿、しがらみ、人殺し

    【主要人物】
    倉田諒子、ミチル、岡島、長谷川洋佑、清水孝志

  • ドロドロとした人間関係。加害者、被害者、騙し騙され、ストーカー、悪戯、殺人、、。話しの展開、描写は巧く、いっきに読破できた。が、エンディングは自分の好みじゃないな。

  • 一人称で語られるリリカルな表現が特徴的な物語。素面で吐いたらキザ過ぎるような台詞も、嵐の吹き荒れるような世界観と相俟って、むしろ心地良く思えました。

    主人公である諒子は、「姉と母を殺した」と独白する。余生として何をするわけでもなく生きている彼女に降りかかる偶然の数々。誰ともわからないストーカーに嫌がらせを受けながらも、それを悪いとも感じなくなっていた日々に、転機が訪れる。ひったくり少女を助けたことから始まる新たな殺人と逃走劇の行く末で、彼女は何を見つけるのか。

    とにかく場面や仕草の描写が巧い、というか好みです。若干クサいかもしれないですが、やっぱり小説はこうでなくてはと思います。

    例えば135頁の「まるでそれが人間でなく、ゴキブリのそれでも指しているようだ。」なんて、書き方一つで白々しい表現になってしまうのを、こうも印象深く仕上げています。近頃出てくる若い作家さんは親しみやすい文体(良く言えば)や口語表現が多いので、若干の苦手意識がありました。だから個人的な嗜好として、こういう「小説らしい」書き方は大歓迎です。

    特に際立っていたのが、姉と妹の海辺のシーンです。姉は一切言葉を発しないのですが、その動作一つ一つの描写が的確すぎて、むしろ臨場感が増すという不思議な感覚。映像が浮かぶというより、はっきり「見える」というのに近い気がしました。

    最初の行と最後の行が効果的に使われていたり、登場人物の絞り方だったりと、物語以外の点でも楽しませてもらいました。内容はジャンル分けが難しいものでしたが、「しがらみ」がテーマだったのではないでしょうか。

    人の二面性や繋がりを綺麗事抜きで描いた作品です。

    【キーワード】
    余生、悪戯電話、ストーカー、間の抜けた茶番劇、ストーミーマンディ・ブルース、姉のやり口、死体がふたつと大人が三人、ホームレス、淫乱な女、三人の馬鹿、しがらみ、人殺し

    【主要人物】
    倉田諒子、ミチル、岡島、長谷川洋佑、清水孝志

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