- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344418165
感想・レビュー・書評
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3.11での色々な人たちの話。
裏表紙には「感動の長編」とあったのだが。。
自分は感動などしなかったのよね。。
主人公や、その周りの女性たちに、イラつきすら覚えてしまった。
情報の取れない被災地でのこと、仕方のないことだと思う点もあるが、なんだか、自分のことしか考えていない人たちだな。。と思ってしまったのだ。
それは、どんなことが起こったか。どんな被害が出ているか。を熟知している読者だから、持った感情なのかもしれないが。。。
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3.11、あの日の出来事を綴ったフィクション。
あの日に家族の大切さを感じたり、本当に大切な人、こと、に気付いたり、この話の主人公はアンハッピーだし、あの日に絡めなくてもよかった気がするし、絡めるなら違う結末がよかったけど。 -
3月11日に起きた地震を生き延びた人々を描く。でも焦点が全然別の所へいってしまっていて、これはあの地震を題材にする必要はないのではないか?と唖然としてしまった。人物は数名の安否から始まり体験談を僅かに挟んだだけで、まとまりがなかった。ほぼ結婚に上手くいかなかった夫婦をメインにしているだけな気がする。当時の状況が何ひとつ伝わってこなかった。
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どんな状況のもとにあっても、
いつまでも同じ場所に思いにとどまってはいられない。
私たちとは違う場所では、
先へ先へと進んでいるのだし。
取り残されているようにも感じるし、
そんな場合じゃないんだけど・・・とか、
気持ちの温度差に落ち込んだりするけれど。
やっぱり、春がきて、桜が咲くのを待ち望む。