祈る時はいつもひとり 下 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418462

感想・レビュー・書評

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  • 著者のハードボイルド小説にはまって読んでみた。ボリュームがあるがストーリーも複雑で飽きずに読み終えることができた。緻密なストーリーで面白かったのだが、ラストはツッコミどころ満載な残念な終わり方。著者の他小説同様にハッピーエンドでは終わらないだろうとは思ったのだが、それにしても杜撰すぎるように感じた。それ以外は文句なく面白い。

  • 親友瀬口を見つけるために、瀬口の妹純子と香港へ渡る茂木。そこで香港の裏社会の実態と瀬口の消息を知る。全ては明らかになる。しかし、友人を亡くしたことのへの怒りが、人を裁き、神はそれを許さなかった。

  • ハードボイルドです。
    そして、ヒロインに関わる心理描写はとても上手じゃありません。読んでるとこちらが恥ずかしくなるほどです。
    そこに目を瞑れば、星三つです。
    過去の風に関するエピソードで、和宏氏や瀬口について掘り下げた話があれば良かったと思います。

  • 久しぶりにしっかりとしたハードボイルド物を読んだ。孤独、酒、暴力、タバコ、女。ヤクザの相棒(?)は珍しい設定。最後までハードボイルドだったが、自分には到底無理な生き方。生きていくのは辛いがそれでも耐え、自分をぶれさせない生き方。

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