プラチナデータ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.54
  • (676)
  • (1795)
  • (2005)
  • (378)
  • (56)
本棚登録 : 15143
レビュー : 1449
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418844

感想・レビュー・書評

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  • 人から借りなければ一生読まない本、というのが読後の感想。設定はシリアスでストーリー展開もいいのに、終わり方が残念な感じ。

  • 映画は脚本の評判があまりよくないので本を読んでみた。軽かったので一日で読み終わった。言葉と内容が一対一対応。頭を使わなくても話しが分かるので楽だけどつまらない。楽して楽しみたい人はどうぞ。
    文学ではなく単なる文章。
    坂口安吾の言葉を借りるなら、文字や文が芸術に昇華していない。これは芸術作品ではない。
    そのような本であれば、トリックだとか奇想天外な目の付け所だとかで楽しませてもらいたいところだが、設定がありきたりだし、ミステリーとしても駄作。
    東野圭吾が金になるからと暇つぶし程度に筆を走らせた程度の作品なのでは?
    まあ東野圭吾の作品てどれもあまりぱっとしないけどね。

  • 設定がイマイチですが、まぁまぁ面白く読めました。

    DNAを利用した捜査は現在でもあるけど(DNA型鑑定)、いろんな人がサンプルに触れれば、絶対取り違えとか出てくし、一人だけがその情報にアクセスできるなら、絶対不正はうまれるし、DNAの捜査だけで、調査が終わるとかはないよね。
    とか、結構ツッコミどころがいっぱい。

    でも、そんな設定以外のところで、最後まで読ませてしまうところが、東野圭吾の筆力かな。

  • 全ゲノムシークエンスをテーマにしていることは以前から知っていたので、仕事絡みのネタ用に読んどかないかんなあと思っていたもの。

    国民のゲノムデータを集めることによって、犯罪現場に残された微細な髪の毛等から2日程度で、どのような犯人であるかを推測できるようになった。データ解析に在籍する神楽は、ひょんなことからゲノムデータ検索システムを作り上げた天才蓼科兄妹を殺害した現場に残された毛髪から、容疑者として追われる立場となる。

    うーん、宮部みゆきもだったけど、東野圭吾もSF向いてないやろこれ。とにかく最初から最後まで散漫で、情報ばかり多くて追うべきものがボケボケのストーリーである。

    全ゲノムシークエンスのツッコミどころはおいておいて、電気ショックで性的快感を得られる違法な装置ハイデン、多重人格、街中の監視システム、隠されたプログラム、プラチナデータ…。なんていうか、2つくらい減らせなかったのか?特に多重人格の設定はいうほど活かせていないし、電気ショックとかアホみたいなメカニズムなのに秘密にするのもわからない。

    また、近未来の技術が進みまくったはずの世界において、警察はなんやかんやと泥臭い組織のままで、捜査の手法も相変わらずの行ったり来たりと職務質問。残存証拠に関してもひとひねり・ふたひねりあるかと思ったら「現場にあったから犯人」という単純具合で、味気ないことこの上ない。

    仕事上のネタにできそうな部分の全ゲノムシークエンスについては、ゲノムデータから顔の特徴などを推測するのは、まあ数十年は無理だし、たまにニュースになるのは「アート系」の人。科学的根拠なんかない。東野圭吾って、理系も工学系卒のはずだけど、そういうエセ科学を鵜呑みにするのかね。意味のあるネタにしたいのなら、エピゲノムについてや、ゲノムシークエンスの現場の取材も必要だろう。その辺の手を抜いたのが丸わかりなのは、読んでいていかんともしがたい。

    プログラム関係についても、先に読んだ「ビッグデータ・コネクト」程度にはそれらしく書いてほしかったな。PC起動で音楽が流れて、画面いっぱいに謎の模様が現れるって、1980年台の映画の設定やん。

    いつものように、最後はいろんな状況の板挟みからのカタルシスがあるのかと思いきや、何にもないし、何やこれ。

    最後に、「プラチナデータ」というのが全ゲノム配列で、大事なんだよーという話かと思いこんで読んでいたが、その実態のショボさにはびっくりした。そのための新しいプログラムを作るとかいう設定もどやねん。

    しかし、これをわざわざ映画(や漫画)にしようという暇人もいたんだねえ、という内容であった。

  • 特にハラハラするでもなく、先が気になってのめり込むでもなく、『ふーん』という感じで最後まで読み終わった。
    しかし、近未来の、警察が国民のDNAをデータベース化して捜査に使用する、というあり得そうであり得なさそうな設定は面白かった。

  • 内容が薄い

  • SFだと思って読んだら、とてもがっかりする内容だった…内容はただの刑事モノ。

  • 映画を先に観まして、あちこち「ん〜??」となる部分がありましてね。映画だと時間の配分から省略されてしまう部分もあるので、そこを補完しようと原作読んだわけなんですが。……え?何これ??ってなりました。正直つまらんというか……。キャラクターが薄っぺらい。特にスズラン。神楽がなんだかんだであっさり心許してましたが、彼女にそんな魅力があっただろうか。よくいる不思議ちゃん気取りのありきたりな少女でしたけどね〜。ストーリーに都合の良い薄いキャラばっかり。久し振りですよ、こんな薄い小説。まあ、これの前に読んでたのが「屍鬼」と「カラマーゾフの兄弟」だったせいもありますが。それにしても神楽、結構簡単に他人を信じるよな〜。単純な奴だ。時間の無駄までは言わないけど、他の本を読めばよかったかなとは思いました。

  • どうして被害者についていた頭髪から自分のDNAが!?

    ・・・という謎に惹かれて手に取った。

    が。
    このトリックを解く為に二重人格を使うなんてね(呆)。
    普段隠れている人格と被害者が恋仲なんだもん。そりゃ、頭髪の一つもつくでしょ。チープすぎる。

    「容疑者Xの献身」を最後に、東野圭吾に感動しない。
    特に「逃亡もの」(なんてジャンルある?)は下手。
    ハラハラもドキドキもしない。

    これも「お話」じゃなくて「文章」がスタートしゴールを目指しているだけ。
    登場人物がマネキンになってる。
    しかも、登場人物のほとんどが、関東地方の地名を苗字にしているあたりからして雑さが窺えて興醒めである。
    一方、女性の名前は「スズラン」と「白鳥里沙」だって(笑)。

    あと何冊かは、東野圭吾を読むつもりにしているが、それらも最近のように期待しては裏切られるようなら、もう、卒業かな。
    卒業式の横断幕は見えてるけどね。

    • aliceinmyhomeさん
      読みました。でも全く覚えていません。あはは・・・
      東野圭吾さんは最近覚えてない率が高いなあ。
      読みました。でも全く覚えていません。あはは・・・
      東野圭吾さんは最近覚えてない率が高いなあ。
      2013/04/03
    • 秋川紅さん
      こんにちは^^ お変わりありませんか?姪が映画を観に行っていて、中学生にはOKだった模様です。なのであからさまに悪口も言えず(笑)。一緒に観...
      こんにちは^^ お変わりありませんか?姪が映画を観に行っていて、中学生にはOKだった模様です。なのであからさまに悪口も言えず(笑)。一緒に観に行った義妹は、やはり寝ていたらしいです。
      2013/04/17
    • aliceinmyhomeさん
      麒麟の翼の映画、テレビで見ました。その後たまたま図書館にあったので読み返したら、(わすれてたのね、これも)映画のほうが良かった。容疑者Xは原...
      麒麟の翼の映画、テレビで見ました。その後たまたま図書館にあったので読み返したら、(わすれてたのね、これも)映画のほうが良かった。容疑者Xは原作のほうが良かったのに…
      2013/04/18
  • もっと複雑な展開→するするとほどけていく感覚を期待していただけに、残念。最初からなんとなく予想できてしまったので…(;´д`)

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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