プラチナデータ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.54
  • (674)
  • (1788)
  • (2000)
  • (376)
  • (56)
本棚登録 : 15040
レビュー : 1448
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418844

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA操作システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。
    Amazon より

    国民のDNA情報が管理される時代が来るのかもしれない、もう来ているのかもしれない.そんなことを思わせる内容.いつの時代も権力者はその権力を守ることに固執する.
    科学技術は諸刃の剣、ということを改めて考えさせられる.DNA鑑定も犯罪者の特定に多いに役立つ技術だが、一方で、権力の乱用にもつながる.

  • 映画化に伴い、書店で平積され良く目につく「プラチナデータ」
    期待通りでした。

    ほんの数年では?と思える近未来の、SFっぽいミステリーです。
    DNA鑑定の未来像でしょうか?
    いや、既にこの小説が元になってプロジェクトが進行中かもしれません。

    ともあれ、私はどちらかと言うと、村上春木より東野圭吾がお好みです。
    (アレの出版が大ニュースで驚いた。)

  • メルカリで東野圭吾の本を探してて、有名なやつだと思ってポチ。
    え、そういう展開?!とはらはらしながら読めて、あーそうなるのね!と。非現実的ではあるけれども、おもしろかった。

  • 読みやすい。タイトル通り、プラチナデータがカギになるが、一気に読める読みやすさの割に、読み終えた時にいつも味わえる東野作品の感覚が少し物足りなかったため、☆4つで。


    内容(「BOOK」データベースより)
    国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の“彼”。果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。

  • ビッグデータは持つものの権力を強くするため、それを正しく使えるしくみも同時に必要というよーなメッセージをスリリングに読める本。

  • 導入が気持ちよくないはいりかただったけど、面白くて一気に読みました。

  • まもなく、この作品の中で起きていることが現実になると思うと非常にリアリティがあっておもしろかった。

    東野圭吾作品を読んでいて毎回思うのが、なぜこうにも登場人物にスッと感情移入できてしまうんだろうということ。
    没頭するほど読み耽ってしまう描写力・構成力に脱帽です。

  • 久しぶりの小説。
    時間を気にせず、没頭することができた。
    東野圭吾さんの作品はとても読みやすい。
    悪い意味ではなくてわざわざ難解な言葉を選んでいないのだ。
    話やオチについてはまずまずかと。
    途中である程度わかってしまった。
    また、読書の習慣がなくなってきたら読みたいと思う。

  • 初めて読む東野圭吾の作品。
    手に汗握る展開で、先が知りたくて一気に読み上げた。
    管理社会とその裏にある特権。
    あり得る話で恐ろしい。

  • 国民のDNA管理が実用化され始めた、ちょっと近未来の話。理系の東野圭吾らしい内容。

    犯人の動機とか「プラチナデータ」の正体とか、よくよく考えれば至極当然のものなんだけど、事件の見せ方が上手いのか、神楽の逃避行メインで描いているからか、そこまで気が回らずに楽しんで読める。

    にしても、初登場時と中盤以降の神楽の性格が変わりすぎるw

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

プラチナデータ (幻冬舎文庫)のその他の作品

プラチナデータ 単行本 プラチナデータ 東野圭吾

東野圭吾の作品

ツイートする