旅する胃袋 (幻冬舎文庫)

著者 : 篠藤ゆり
  • 幻冬舎 (2012年7月6日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418899

作品紹介

標高四〇〇〇メートルの寺でバター茶に癒され、香港で禁断の食材を味わい、砂漠で人生最高のトマトエッグスープに出会う-。食に対してずば抜けた好奇心を持つ著者が、強靱な胃袋を通して世界に触れた十一の風味豊かな旅。「美味しいッ」と言う旅人に、土地の人はこんなにもあたたかな顔を見せてくれる。世界の美味が楽しめるレシピ付き。

旅する胃袋 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 食べる旅。何て素敵なのだろう。

  • 著者の生まれて初めての海外旅行(1979年)から2000年までの旅で、主に食に深く関わる旅のエッセイをまとめたもの。

    角田光代さんが書いている解説もふ〜む!!と思わずうなずいてしまうほど、最初から最後まで読み応え十分。
    旅好きにはたまらない本でした。

    角田光代さんの解説で、じ〜〜んときたところを備忘録に。
    『旅人は縁に呼ばれる。偶然を装った必然が、その旅人を呼び、人に会わせ、町を移動させ、道を次々と開いていく。何かに興味を持って出た旅ならば、いっそうそれは強くなる。〜中略〜
    出発日が1日異なれ、旅の様相はがらりと変わるだろう。〜中略〜
    その人は、その人を呼ぶ縁に従って旅人するしかできない。そして、その旅は、一回こっきりなのだ。二度はない。一度目の縁が強烈だからといって、同じ場所を旅しても、二度目は二度目の縁しかな。旅はいつも一度きり』

  • 90年代初頭でしょうか。
    ハードなバックパック的旅行を繰り返す作者。旅先の印象的な食べ物をキーワードに、出会った人々や、土地土地のエピソードを綴ってある。現地の人々の生活に深く入り込む旅行スタイルは、自分にはとても真似できないので、羨ましいという気持ちでグイグイ読んでしまう。特に旅先で口にした食べ物の表現が丁寧で、読んだだけで食べたような気持ちになるほど。
    旅行本として楽しく読めたので、アジア旅行が好きな人にはお勧めできる。

  • 今でこそ僻地旅ってブームですが、当時からこんなに僻地に密着した旅行をしているかたがいたんですね。

    中国のお母様の故郷を訪ねてお母様の舌のルーツを知る章と、あと個人的な好みですがミャンマーの章が印象深い。

    今時な僻地自慢エッセイとは違う、由緒正しい紀行本だと思いました~

  • 淡々と、スゴい体験を書く。「食べることは生きること」、当にそうなんだと説得するに足る内容でした。この頃の旅行記は、女性の方が面白いものが多い気がする。肝、据わってるんでしょうね、男よりも。

  • 2002年新刊の文庫化。著者の1997〜2000年の旅の記録から食に関する話をまとめたもの。タイ、インド、香港、ブラジル、モロッコ、アジアの奥地など、その土地の日常食から贅沢品まで様々な食の体験。食べ物の写真が少ないのが残念。

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