- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344419025
感想・レビュー・書評
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又吉直樹さんの「劇場」を読んだ後に読むことで、小林健太郎さんの天才ぶりを噛み締めることになった。
産み出す才能と実行する才能と継続する才能と。
ご本人の努力あってこそとは言え、努力だけで全てが揃えられるとは思えない、突き抜けた才能。
面白かった。
映像でも見たい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「風と桶に関する幾つかの考察」「同音異義の交錯」「銀河鉄道の夜のような夜」などかなり練られたコントが多く、文章として読むと小林さんの言葉へのこだわりにより感心させられる。
かと思えば「スーパージョッキー」のような片桐さんのユーモア任せなコントもあり、これだからラーメンズはおもしろい。 -
(英語英文学科4年 横江さんより)
俳優としても活躍する片桐仁さんと多彩な才能をもちさまざまなことに挑戦している小林賢太郎さんによる、舞台を中心に活躍するお笑いコンビ・ラーメンズ。その小林賢太郎さんによるコント戯曲集第4弾。3公演20本のコントが収録されています。
緻密に計算されつくした脚本とその表現力から、芸術とも称される彼らのコント、初めて見たときの衝撃が忘れられません。YouTubeの公式アカウントからもコントが配信されており、その広告収入は災害の復興に役立てられるとのことですので、ぜひ本書と併せてご覧ください。
おすすめが多すぎて選べませんが、ゾクゾクしたい人には「採集」、何も考えずに笑いたい人には「バニーボーイ」、その緻密さに圧倒されたい人には本書収録の「不透明な会話」「条例」「銀河鉄道の夜のような夜」がおすすめです。 -
大半の舞台は映像で見てあったので、ラーメンズの二人を思い出しながら活字を追う面白い体験ができました。
特に音で聞くだけではわかりづらいウィットに富んだ掛け合いなどは、この戯曲集を読んでこそ楽しめるのかもしれません。
読み終わるともう一度舞台を見たくなるシリーズです。 -
凄みのあるエレクトリカルパレード
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今回はホント言葉遊びと練りこまれてる感がすごかった。
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新装版、声に出して読みたい日本語という感じ。
言葉ってすごい。 -
TEXTの言葉遊び!
著者プロフィール
小林賢太郎の作品





