小林賢太郎戯曲集 STUDY ALICE TEXT (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419025

感想・レビュー・書評

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  • 又吉直樹さんの「劇場」を読んだ後に読むことで、小林健太郎さんの天才ぶりを噛み締めることになった。
    産み出す才能と実行する才能と継続する才能と。
    ご本人の努力あってこそとは言え、努力だけで全てが揃えられるとは思えない、突き抜けた才能。
    面白かった。
    映像でも見たい。

  • ラーメンズファンなので読んでみた。アクション多めのネタは文字だけだと魅力が半減しちゃうし、言葉の掛け合いのテンポ感とかもやっぱりなかなか再現できないものだなと思った。

    本書は舞台用に作ったネタを戯曲に書き起こしたものだと思うので、ちゃんとした戯曲を読んで比較してみたいなと思った。

  • (英語英文学科4年 横江さんより)

    俳優としても活躍する片桐仁さんと多彩な才能をもちさまざまなことに挑戦している小林賢太郎さんによる、舞台を中心に活躍するお笑いコンビ・ラーメンズ。その小林賢太郎さんによるコント戯曲集第4弾。3公演20本のコントが収録されています。

    緻密に計算されつくした脚本とその表現力から、芸術とも称される彼らのコント、初めて見たときの衝撃が忘れられません。YouTubeの公式アカウントからもコントが配信されており、その広告収入は災害の復興に役立てられるとのことですので、ぜひ本書と併せてご覧ください。

    おすすめが多すぎて選べませんが、ゾクゾクしたい人には「採集」、何も考えずに笑いたい人には「バニーボーイ」、その緻密さに圧倒されたい人には本書収録の「不透明な会話」「条例」「銀河鉄道の夜のような夜」がおすすめです。

  • 大半の舞台は映像で見てあったので、ラーメンズの二人を思い出しながら活字を追う面白い体験ができました。
    特に音で聞くだけではわかりづらいウィットに富んだ掛け合いなどは、この戯曲集を読んでこそ楽しめるのかもしれません。
    読み終わるともう一度舞台を見たくなるシリーズです。

  • 凄みのあるエレクトリカルパレード

  • 今回はホント言葉遊びと練りこまれてる感がすごかった。

  • 新装版、声に出して読みたい日本語という感じ。
    言葉ってすごい。

  • 文字で読んでも面白いところと、DVD見た方が面白いところとあった。

    四冊めの戯曲集ですが、私はこれが一番好きかもしれません。

  • TEXTの言葉遊び!

  • コントの脚本なんだけど、クスクスと笑いながら愉しめる一冊の文芸集でもあります。複雑過ぎて「これライブで観た時まともに理解できるんだろうか?」と言う作品も中にはありますけど。(^_^;)

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著者プロフィール

1973年4月17日生まれ。神奈川県横浜市出身。多摩美術大学卒。舞台、映像など、エンターテインメント作品の企画、脚本、演出をてがける。また、小説、絵本、漫画などの執筆もおこなう。絵本作品には、『うるうのもり』(講談社)、翻訳を担当した「オレ、カエルやめるや」シリーズ(マイクロマガジン社)がある。

「2023年 『カキワリの劇場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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