別れ船 女だてら 麻布わけあり酒場7 (幻冬舎時代小説文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419100

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  • 男たちよ、逃げなさい。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    居酒屋“小鈴”のなじみ客で絵師の葛飾北斎は、本丸目付・鳥居耀蔵の謀略により幕府に追われる身となってしまった。しかも齢八十ながら頑健な北斎が、ひょんなことから足を痛めてしまう。お上に目をつけられた者を助ける裏稼業“逃がし屋”として、足を怪我した北斎のために小鈴と仲間たちがひねり出した奇計とは―!?傑作シリーズ第七弾。

    令和2年4月3日~5日

  • 葛飾北斎は船で逃げた。

  • 年末から年始にかけて、大事に読みました。 相変わらずスラスラ読める。ドラマにならないかなぁ。 市井の謎のほうは、ネタ切れ気味っぽいけど、それはそれでまぁ楽しめたというか。 北斎さんが、わたしの中では北野武なんだよね〜あのトボけた感じが。 戸田さんは演技で寝返ったふりをしてるわけではないのかぁ、残念。次巻も必ず読みます!

  • 20180212

  • 小鈴ちゃんの推理が冴える。

    遠山金四郎も絡んできて、ますます不安を煽る。

    ☆4つ。

  • 小鈴ちゃんのお父さんが敵サイドに趣旨替えしたのは何か意味があるのかなぁ…。
    富士講が四民平等の思想とつながっていたとか、その辺はちょっと気になるので調べてみたいと思います。

  • 第七弾
    今回は葛飾北斎の逃亡
    周辺で起こる事件を解決する小鈴の頭の冴えも好調

  • 「女だてら 麻布わけあり酒場」シリーズ7作目。
    蛮社の獄で風雲急を告げているはずの江戸を舞台にしている割には、いつも思うが、エピソードに緊迫感が無い。そのことが、このシリーズを読みやすくしているのかも。相手の鳥居耀蔵も他の作品に比べてずいぶんと普通のやつに近くなっている。そのことがどのように影響してくるのだろう。

  • 女だてら 麻布わけあり酒場7。
    店のあるじが矢で狙われる「狙いの先」、戯作者の花垂の犬が活躍する「犬を食った男」、絵が死を予告する「祟りの絵」、北斎の絵を参考に起きた「二階泥棒」、藍の着物の似合う「雨の季節の女」の五章。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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