- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344419353
感想・レビュー・書評
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愛するもの達を無惨に殺され、男はかつて所属していた組織のボスに復讐を誓う。
顔を変え、声を変え、偽りの身分で入り込んだ古巣。必ず奴にたどり着いてみせる。
舞台は本当に日本かと疑うような、派手な戦闘シーンから始まりますが、単なるドンパチに留まらない面白さがありました。 具体的にどこがどうという事はないのだけど、もうひと捻り、驚かされるような秘密なんかがあったらなお良かったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
使い古された感のあるテーマにジャンル、それでもかなり楽しませてくれた。
詰め込みすぎると面白さが削られるし、何もないとバカバカしい話になってしまう、このノワールもの。
定番を崩さず、キャラもたって、見せ場も多くて楽しませてもらった。
そりゃあサスペンスとしてみれば、なんじゃこりゃとなるかもしれないが、突っ走って、意外性も持たせて、破たんもなくよかったじゃないか。
ラストも、もやっとした感がないとは言わないが、続編を期待させる終わり方で私はグッド。
今後は榊原健三みたいな活躍もいいのでは… -
薬物密売で急成長する犯罪組織で、刈田は名を馳せていた。だが、最愛の弟を守るため組織の掟を破ったことから、ボスの神宮に弟と元恋人を殺される。自身も瀕死の重傷を負った刈田は奇跡的に回復した後、顔も声も変えて古巣に潜る賭けに出た。全ては神宮への復讐を果たすため…。ミステリー界に新たな地平を切り拓いた一大エンタテインメント。
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深町秋生さんの作品は『果てしなき渇き』以来、全て読んでいる。この作品は久々の『果てしなき渇き』の路線かなと期待して読み始めた。
大切なヒトを奪われたオトコのソーゼツなフクシューの物語なんだけど…読後のスッキリ感もなく、釈然としないところがあったり…久々の深町秋生のハードピカレスクかと期待したのだが。ザンネン。今回の評価は、辛めです。
タンサイボーのオトコが自分の過去を捨て、フクシューのためにソーゼツな闘いに身を投じて…最後なフクシューを果たすも死んでしまう…みたいのでいいのに…
ザンネンの理由は……
大切なヒトが元恋人だったり、実は憎んでいたり、ソーゼツなフクシューも第三者から仕向けられていたり、結局、フクシューの相手と仲が良くなったり、と判然としないところが目立つんだよな。 -
3
こーゆー系の小説は好きなジャンルなので読みやすかった
色んな意味で残酷な作品
登場人物のイメージがつきやすいし、共感出来るキャラクターだった
展開が早く感じたがそれだからこそ読みやすいと思う
これから関わっていくと思ってたのがこんなに…
と思って驚くがそこがまた良いのかもしれない
主人公のバックボーンはしっかりあるのであまり捻くれてないから読んでみてはどうでしょーw -
ボスの神宮と対決
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酒、ドラッグ、暴力、セックス。深町秋生のハードボイルド小説はコテコテだけど、いちいちカッコいい。
ただし、絶望的なまでの絶対的強者たる神宮の最期が呆気なすぎて拍子抜け。
其処だけ変えて書き直して欲しいくらい。
ストーリーラインは面白かったので、星3つ。 -
ハリウッドの原作になりそうな。
日本という舞台にはどうなの?
エンターテインメントであることは間違いない。