嘘つき 女だてら麻布わけあり酒場8 (幻冬舎時代小説文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419520

感想・レビュー・書評

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  • とうとうバレた。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    開明派を憎む鳥居耀蔵がとうとう南町奉行に就任。弾圧の機運高まる麻布の町で、居酒屋の女将・小鈴は恋仲の男とそば屋にいた。店の女将が店主に“そば切りが十八、うどんが二十六”という不思議な注文を告げるのを見た小鈴は、謎を解くうち自分たち二人の行く末まで悟る。さらに小鈴には心えぐられる決別が迫っていた…。傑作シリーズ第八弾。

    令和2年4月10日~11日

  • 嘘つきは鳥居耀蔵ってことね。

  • またまた一気読み!前巻からしばらく間があきましたが、内容は覚えてました。 今回は謎解きはほとんどないのですが、とうとう事態が、そして時代が動きつつあります。 林洋三郎の正体、日之助の正体もバレつつあります。 巴里物語もうんうん、とベルサイユのバラを思い出しつつ読みました。 相変わらずおもしろいとわたしは思います!鳥居の復讐が始まるのでしょうか⁈ ホントにドラマにならないかしら。

  • 20180218読破

  • 急に小鈴ちゃんが孝蔵と付き合っててびっくりした。
    びっくりしてる間に別れた…。
    なんで孝蔵?なにが良かった?
    そして孝蔵はすねてるけど、それほどお別れに抵抗してなくて、なんというか…。
    小鈴ちゃんと付き合っておきながら、そんなもん?と物足りなかった。
    なんで付き合った?(笑)

    ☆4つ。

  • 登場人物たちの糸がほぐれてきて、なんだか次巻が楽しみな展開に。
    仕事としての気持ちと個人としての気持ちが異なることってけっこうあるし、案外悪役の鳥居さんも良い人なのかもな~。

  • 2015.01.24. 読了

  • 第八弾
    鳥居が遂に南町奉行に、そして大塩と叔父の江戸蜂起計画が動き出す、そして、常連の林が鳥居だと仲間を助けるため小鈴は正体をばらす、これにより日之介の正体も!

  • ようやく鳥居耀蔵の正体も判明し、最後のスパートに入った感じの縦軸だが、構成する各章のエピソードは相変わらず小粒。深刻なエピソードはほとんど無く、どこまで言っても緊張感が薄い。どうやって最後の落ちまで持っていくのだろうか?あと2冊がきになるところ。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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