植物図鑑 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 17068
レビュー : 1624
  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419681

感想・レビュー・書評

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  • 終始きゅんきゅんする話でした。

    「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は 毎年必ず咲きます。」

    たしかに。

  • これは外で読んだらやばいやつっ!!!
    涙腺が崩壊しました。
    映画を見たのであらすじは分かっていたけど、やはり原作の方が百万倍良い。
    映画版では、イツキに突然立ち去られたさやかがストーカー紛いの行為に走るシーンがあるけど、あれは蛇足だったんじゃないかなあ……。
    あとラストも、あんな華やかな感じはイツキっぽくないなあ、と。

    後日談を描いた「カーテンコール ゴゴサンジ」と、イツキが失踪?中のサイドエピソードを描いた「カーテンコール 午後三時」がまた泣かせる。
    杏奈は、子供だけど大人だ。
    多分この年の子供って、本当は色々分かっているけど言葉にはできないから周りにはそれが伝わらない。
    でも、小説だからそこは言葉になるわけで(笑)。

  • 心が温かくなる本です。
    私もこのような男性と一緒にいたいなと思いました。
    この本を読んでから、道端に咲く草花を目で探すようになり、視野が広がって心が豊かになって気がします。

  • イツキが作る料理がどれも美味しそう。作って食べてみたくなった。
    わたしが住んでるところも田舎で、周りは雑草だらけ。雑草という名の草はない、けど。もっと注意して見てみようかなとも思った。

    さやかとイツキの恋愛は、波乱もなくもどかしさもなく予想通り、というのか。生け花展の伏線もなんとなく予想ついたし。終わりのほうも、どーせ帰ってくるでしょ的な感じで読んでたせいか、恋愛ものとして読むにはちょっと物足りなく感じた。予想通りハッピーエンド。
    だからまぁ、安心して読めたんだけど。

  • 噂どおり、おもしろかった。
    雑草(と言ったら怒られるけど)がこんなに食べれるなんて、とも驚いたけど、有川浩のベタ甘なのに自然な2人の恋愛模様が読んでいてとてもおもしろかった。

  • 身近な雑草を使って、素朴で美味しい料理を作ることを素材にした恋愛小説。出張中の機内で読んだが、植物に関する詳細な記述はサラっと読んでしまったせいか、あっという間に読み終えました。読後感は爽やか。

  • 有川さん、毎度の甘々ありがとうございます。
    ありえないとは思うんだけど、遠からずこんな話あるかも(あって欲しい)と思わせる。
    山菜好きなんで、ほろ苦い味が欲しくなります。

  • 文句無しの良作だと思います。最近の恋愛小説ってベタでしょ?と思いつつページを捲っていたのですが、次から次へと繰り出される植物についての知識、それから有川浩さん自身が紡ぐ美しい文章の数々、すべてが予想の範疇を悠々と越え、私のハートを鷲掴みにしました。「引き金二回目」。この言葉でやられたー!と思った人は多いでしょう。でも、果たして現実にこんな理想的な男性がいるのか、とふと我に返った時、苦笑いは不可避ですよね。やはり、小説の世界は小説の世界に留まるということですね。はい。

  • 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」
    「噛みません、しつけのできた良い子です」

    飲み会の帰り、偶然拾った行き倒れの青年は、スーパー家政夫であり、雑草オタクだった。
    イツキという名前しかわからない男との胸キュン生活(笑)

    週末ごとに「狩り」に出かけ、「料理」する
    そんな生活は突然終わりを迎える。

    巻頭の草花の写真を何度も見返しながら読むと
    へぇ~、これがねぇと面白さ倍増。
    巻末に、雑草料理のレシピつき(笑)
    料理の写真が白黒なのが何とも残念

    「狩り」と「料理」の話が延々続き、そろそろ飽きるかなと思った頃にふたりの関係が深まり
    おお!と思ったところに突然の展開。

    わかってたけど、手のひらで踊らされた感満載w
    まぁ、有川作品だから、ラストは甘々のハッピーエンドだとは思ったけど(笑)

  • 例えば待合室や旅の途中で読むには、読まねば・・とちょっと肩に力が入るものよりは、話題の映画の原作になっているくらいの本がふさわしい。その点、有川浩さんの作品は、うってつけだ。しかも、暗い気持ちになる要素がほとんどないから(今まで読んだモノに関しては)、迷ったらこの方の本を取るのはある意味正解ではないかと思う。
    しかも今回は、野原や街なかの植物に関する豆知識も得られる。巻頭にホンモノの写真が載せてあるのもありがたい。さらに、その多くが「食べられる」ものであることも、うれしかったりする。
    ストーリーとしてはちょっと甘ったるい感じもあるから、物足りなく思う人もいるかもしれないけど、まあ、いいじゃないの?!

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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