- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344420014
作品紹介・あらすじ
勤務する東立銀行に実家を破綻処理された若き銀行員・逢坂丹。カネに対する執着心を滾らせて米系投資銀行に移籍し、バブル期の日本に舞い戻る。昼夜を分かたず取引に狂奔しながら権謀術数を駆使し、社内のライバルを蹴落としてゆく。世界に君臨する巨大米系投資銀行でのし上がる日本人の虚像と実像を迫真の筆致で描く。
感想・レビュー・書評
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主人公の個性や心情の描写に重きを置くことで、経済という取っ付きにくいテーマを分かりやすくしている。是非近いうちに、下巻も読み進めたい。
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勝つ為に手段を選ばない。
正しい正しくないは別にして
嫌いでない生き方です。 -
敵を蹴散らしたい、overwhelmしたい───
エンジンをかける時に読みたい。読んでいて背筋が伸びるような本。 -
(下巻にまとめて記載)
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IBを目指したことがある人は読んだことがあると思うが、
単純にストーリーとしておもしろい。
再読したい。IBの華々しく汚い世界観をGS内のポジション争いと交えて描かれている。痛快。 -
外資系金融機関の話。事実に基づきつつ、具体的な内部の話あり、面白い。
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面白い。
ファイナンスの世界は刺激的。 -
結構強烈なキャラクターのインベストメントバンカーの話。「巨大投資銀行」よりはアクが強い。
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経済小説と言うより逢坂の自叙伝。