- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344420106
感想・レビュー・書評
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村山由佳が、こうゆう短編集を書くなんて。
かなり取材をしたんだろう、想像・妄想だけでは描けない。
犬にはビックリしたけれど…。
女性目線のソフト官能小説。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女性目線の官能短編集。読み終わって印象深いのはラブシーンじゃなく、彼氏を取った後輩の女の子のコートに鼻水をつけるところ。。笑った。
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女性視点からですが、これは男性視点からだとどうなんでしょうね。
まー、一人ひとりの生き方というのは、あとがきや解説にある通りなんだと思います。 -
痛々しく悲しい性と愛の話がたくさん。
報われない気持ちって、世の中にごろごろ転がっている。 -
重くて甘くて苦しい。
本能のままに生きると、自然誰かを裏切ったり傷付けることが多い。そうして性という魔物に嫌気がさすか、ますます貪欲に求めていくのか。人によりけり、だからこの本も人を選ぶ。 -
3.8 多くの女性を描いているが、性への捉え方が共通しているように思う。ここまで開放的に生きられないので、官能表現に引きつけられた。
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「ミズキさんでないと、だめな軀になっちゃうよ」。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ね続けるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ――(「最後の一戦」)。女子高のクラスメイト、年下の同僚、叔母の夫、姉の……。欲望に忠実だからこそ人生は苦しい。覚悟を決めてこそ恍惚は訪れる。自らの性や性愛に罪悪感を抱く12人の不埒でセクシャルな物語。
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正直で奔放な愛のかたち。すべてが初めてで、同じものなんてひとつもなくて、正解がないから楽しい。
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男女の官能がテーマとしてある短編集で、後輩に彼氏を寝取られるような、割合普通の話もあれば、変わったシチュエーションの話もあり、文章は読みやすく、読んでいるとするすると読めるんだけど、読み終わってから心に残る話がなかった。
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「ミズキさんとでないと、だめな躯になっちゃうよ」。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ねるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ…(「最後の一線」)。女子校のクラスメイト、年下の同僚、叔母の夫、姉の…。欲望に忠実だからこそ人生は苦しい。覚悟を決めてこそ恍惚は訪れる。自らの性ゃ性愛に罪悪感を抱く十二人のセクシャルな物語。